*官邸
1月11日にイギリスを訪問中の岸田文雄内首相はリシ・スナク英国首相と会談を行い、日英部隊間協力円滑化協定(日英防衛協定)に署名しました。
この防衛協定では日本の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊が円滑に交流することを定め、日英両国が艦船の寄港や共同演習といった協力活動を実施する際の手続が簡素化されるとしています。
イギリスは事実上の軍事同盟として受け止めており、「日英同盟を締結した1902年以来、両国にとって最も重要な防衛協定だ」と評価しているほどです。
日英の双方が軍事的な交流や展開を可能とするもので、准同盟的な扱いになっています。
あまり大きく注目されていませんが、中国とアメリカの対立が深まる中でイギリスと中国の関係も悪化し、イギリスは対中政策の一環として日本をアジアのパートナー国として選びました。
これは米英と中国の戦いに日本も巻き込まれる可能性があることを意味していると言え、いよいよ日本も米英陣営に本格参戦した形になったと見ることが出来ます。
〝準同盟〟深まる日英 「最も重要な防衛協定」
https://www.sankei.com/article/20230111-4BDDFHZHUJKQDIGGYTN2LFSMWY/
岸田文雄首相とスナク英首相が締結した円滑化協定は、日本にとって「準同盟国」としての英国との安全保障協力の深化を象徴するものだ。外交安保の基軸が日米同盟であることに変わりはないが、ロシアのウクライナ侵攻が示したように、有事に備えるためには同盟・同志国との連携が不可欠になる。
The Prime Minister will sign a landmark defence agreement with the Japanese Prime Minister at the Tower of London today [Wednesday 11 January], allowing UK forces to be deployed to Japan in the most significant defence agreement between the two countries in more than a century.
英国との間で日英円滑化協定に署名しました。日英両国の防衛協力の基盤となるものであり、極めて意義深いものです。この協定により、日英間の安全保障・防衛協力が促進され、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた動きが進展することを期待しています。 pic.twitter.com/kS5uzzLgB1
— 首相官邸 (@kantei) January 11, 2023
「欧州最初の国」〝準同盟〟深まる日英https://t.co/VJ7t7hUiov
「日本と協定を結ぶ欧州で最初の国になる」
英政府が署名にあたって発表した声明にはこう記され、日英同盟を締結した1902年以来、両国にとって最も重要な防衛協定だと強調した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 11, 2023
日英両国は、 #日英円滑化協定 に署名しました。
この協定は、#自衛隊 と #英国軍 の共同訓練や災害救助等の活動を円滑化し、相互運用性の向上を図るものです。
今後も、日英間の安全保障・防衛協力を新たな次元へと引き上げていきます。🇯🇵🇬🇧 https://t.co/ktI3eqlkYX— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) January 12, 2023
岸田首相がロンドンを訪問し、日英は大規模な防衛協定に調印へ
歴史的なロンドン塔で署名されるこの協定は、ロンドンが「100年以上にわたる両国の最も重要な防衛協定」と呼ぶ、英国軍の日本への配備を可能にするものである。https://t.co/A0vJmfO6cG
— tobimono2 (@tobimono2) January 11, 2023
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