*日銀
国債市場の利回りが3日連続で日銀(日本銀行)の防衛ラインを突破しました。
日銀は新発10年国債利回りの許容上限を0.5%としていましたが、3日前から連続で許容上限を突破して利回りが0.505%まで上昇。
利回りが増えると国債の返還に支払う金額も増え、政府の財政的な負担が重くなると言われています。
そして、本日から明日の日程で日銀の政策決定会合が行われる予定で、ここで日銀が金融政策の見直しを発表するのではないかとして、国債を売る動きが強まりました。
日銀による今年1月の国債購入額は10兆円を軽く突破し、既に過去最多の水準で推移を続けています。
日本全体の金融財政にも影響を与えるだけに、国債や為替、株式市場の全てが日銀の動きを睨んでピリピリとした値動きを続けているのが現状で、明日の会合発表は特に注目したいところです。
債券市場では、新発10年国債利回りが0.505%と日本銀行の許容上限0.5%を3営業日連続で上回って取引されている。17日から2日間の日程で始まる日本銀行の金融政策決定会合では、政策据え置きの予想が大半を占めるものの市場の警戒感は強い。
◆ きょうは2兆円
日銀が連日で数兆円もの国債を買っています。下記の通り、記録的な勢いで、民間に流通する国債が蒸発しつつあります。この政策は「持続不能」との見方が市場であり、1/18に修正されるとの思惑も。そもそもなにが問題なのか。noteでまとめました👇【note】https://t.co/QrlY8qTtO0 pic.twitter.com/hDSjLUaWhq
— 後藤達也 (@goto_finance) January 16, 2023
長期金利が0.505%に上昇、日銀YCC上限を3営業日連続で超える https://t.co/z5FUHaOjqJ
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) January 17, 2023
日銀金融政策決定会合の発表時間に関して
通常11時半から14時に発表とされています。
過去のパターンから見て、13時近く若しくは13時を回る場合、現状維持ではなく何らかの変更があるようです。
明後日18日の会合も発表時間に気を付けましょう。 pic.twitter.com/Iz9ODHrMOu— 遠藤寿保(FXエバンジェリスト) (@eva_endo) January 16, 2023
長期金利が上昇したのは、日銀が17日から開いている金融政策を決める会合で金融緩和策の修正に動くのではないかという見方から、金利の上昇を見越して国債を売る動きが強まっているためです。日銀は、長期金利の上昇を抑えるため10年ものの国債を0.5%で無制限に買い入れる「指値オペ」を引き続き実施 pic.twitter.com/3oxpsvP1Lb
— やったるぞ‼️2🇯🇵 (@paroakadayo_n) January 17, 2023
10年と5年物国債の利回り推移を見てみました。
過去10年間をみると、金利は復活してきました👀 いい感じ
金利急上昇は望まず、一旦は実態経済と株式市場にとって、痛いというよりかゆい位の金利水準で推移してほしいと思っています。
日銀総裁の腕にかかってます✨#投資家さんと繋がりたい pic.twitter.com/iCpl645kS9
— モリタン(前職銀行員・現在金庫番) (@moritan1480) January 16, 2023
日銀総裁人事案来月10日に国会提示とのこと。
来月初頭辺りにリーク出てくるかな? pic.twitter.com/53q8lkKSNB— よしにぃ (@kenken_yoshinii) January 17, 2023
日銀は16日に臨時の国債買い入れを実施します。
13日までの2日間で約10兆円買い入れましたが、金融政策の再修正を見越した売りが続く公算。長期金利の上昇抑制へ、海外投資家らとの攻防が激しくなっています。https://t.co/8WQ8PkId1p— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 15, 2023
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