*海上保安庁
小笠原諸島での地殻変動や噴火が多発しています。
1月26日に伊豆諸島・青ヶ島の南南東約65キロにある「ベヨネース列岩」で変色が確認されたとして、気象庁は噴火警報を発表。さらに小笠原諸島の西之島でも約3ヶ月ぶりに噴火が確認され、海上保安庁が付近を航行する船舶に注意を呼び掛けているところです。
ベヨネーズ列岩と西之島は伊豆諸島から繋がっている巨大な断層上に位置している場所であり、実はこのエリアにまだ発生していない南海トラフ級の未知の巨大地震が潜んでいるのではないかと言われています。
大昔の文献から南海トラフ巨大地震や関東大震災とは別に、何らかの巨大津波を引き起こした大きな地震が起きたのではないかと推測している学者もおり、その1つが小笠原諸島から伊豆諸島、房総半島にある巨大断層の地震ではないかと分析されているのです。
この近辺は陸地から遠くはなれている上に、海底が深いこともあって調査があまり進んでおらず、まだ巨大地震の発生周期がよくわかっていません。
しかしながら、西之島の噴火のような地殻変動を引き起こす活発な断層の存在は間違いなくあり、これがそう遠くない将来に海溝型の巨大地震を引き起こす可能性があると分析されているのです。
世間的には南海トラフや関東大震災ばかりに注目が集まっていますが、伊豆諸島から小笠原諸島の巨大断層こそ次の超巨大地震の発生源となるのかもしれないと言えるでしょう。
小笠原諸島・西之島で噴火を確認 900メートルまで噴煙上がる
https://www.asahi.com/articles/ASR1V76BXR1VUTIL045.html
東京都心の南約1千キロにある小笠原諸島の西之島で、海上保安庁の航空機が25日に小規模な噴火を確認し、26日に発表した。海保によると、黒灰色の噴煙が火口から出ており、高さは900メートルに達しているという。
小笠原諸島・西之島で噴火を確認 900メートルまで噴煙上がるhttps://t.co/rlIczYRQSj
東京都心の南約1千キロにある小笠原諸島の西之島で、海上保安庁の航空機が25日に小規模な噴火を確認、26日に発表しました。
海保によると、黒灰色の噴煙が火口から出ており、高さは900メートルに達しています。 pic.twitter.com/NwN5OIf2Ce— 朝日新聞デジタル (@asahicom) January 27, 2023
1月25日(水)、26日(木)、#海上保安庁 は #火山 観測を行いました。
写真は #明神礁 と #西之島 です。
明神礁では5年ぶりに変色水を確認しました。
西之島では3か月ぶりに小規模な噴火を確認しました。
結果は順次、海域火山データベースに掲載していきます。 #海洋情報部https://t.co/s0fgjX96gq pic.twitter.com/GsCwU0Jl9B— 海上保安庁 (@JCG_koho) January 27, 2023
けNTAさんが指摘されているように、ひまわり画像では西之島で今日日中を通して弱い連続灰噴火が発生していたように見え、特に13時頃~16時頃は明瞭でした。
Weather Models ひまわり高解像度日本域 1月29日7時0分~17時20分 pic.twitter.com/ReYPcfk77U— 塩井宏幸 (@HiroyukiShioi) January 29, 2023
いいね!しよう