ロシアのプーチン大統領が演説を行い、アメリカや西側諸国への強い敵意を示しました。
演説の中でプーチン大統領は西側諸国のウクライナへの戦車供与について、「ヒトラーの子孫が我々と戦おうとしている」「ドイツの戦車が再び我々に脅威を与えている」と述べ、ドイツやアメリカがウクライナに提供した戦車が危険な存在になると指摘。
ドイツはヒトラーの子孫だとして、第2次世界大戦以来の衝突になるだろうと強調していました。
そして、民主主義に対しても、「西側諸国は何世紀にも渡り、自由と民主主義を与えたと語っています。ですがその正反対です。民主主義の代わりに弾圧と搾取です。自由の代わりに奴隷化と強制です。一極的な世界秩序は嘘や欺瞞に満ち溢れた制度になっています」などと批判の言葉を強め、プーチン大統領は自由民主主義が搾取と奴隷化を生み出したと語っています。
特に演説の中でプーチン大統領はアメリカの歴史に何度も触れ、「米国は広島と長崎に原爆を落とした唯一の国です。米国はイギリスと共にドイツの様々な街を廃墟としてしまいました」「現在でも事実的にドイツ・日本・韓国などを占領しています。そして、その時にシニカルにそれを同盟国と呼びます」などとアメリカと日本の同盟関係を皮肉るような発言も目立っていました。
この演説はスターリングラード攻防戦の記念式典で行われたもので、近い内にウクライナで大規模な攻勢を行うことを示唆しているのではないかと見られています。
動画:プーチン氏、再び核兵器使用を示唆 戦車供与を決めたドイツを非難 #ウクライナ pic.twitter.com/FM6AYBYewQ
— ロイター (@ReutersJapan) February 3, 2023
2022.0.30プーチンの演説をNHKの同時通訳が地上波でそのまま流してしまいました。
しかしこの通訳部分は2度と地上波では流しませんでした。やっぱり都合が悪いものネ。 pic.twitter.com/5EdVBeAzPS— マスコミは疑え! (@yellowjustice5) January 29, 2023
プーチン大統領 スターリングラード攻防戦の記念式典で演説
「80年前、残忍な敵を返り討ちに追い込んだ。 そして今、再び十字架を付けたレオパルドが攻めてくる」この演説には敵としてウクライナが出てこない。
そう、敵はナチス、キエフ政府。そしてナチスドイツが加わった。 pic.twitter.com/7n6ucXoyt8— ᶠᵃᶜʰⁱʳⁱ (@v_fachiri) February 2, 2023
🇷🇺プーチン大統領
ヴォルゴグラードの永遠の炎に花輪を捧げ、スターリングラードの戦いで亡くなった約50万人のソ連兵に敬意を表した pic.twitter.com/FvZgHoQLQ5— タマホイ🎶🍃🗻🧷 (@Tamama0306) February 2, 2023
「我々は彼の国の国境に戦車を送る事はないが、明確な答えは持っている。それは装甲車を用いることで終わるものではない🇷🇺」プーチン大統領
※いよいよロシアが、黒海からの総攻撃の準備を始めた👍 pic.twitter.com/UYNDGClIj8— おこけら🌾 (@Kobo835) February 3, 2023
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