*在日米海軍司令部@CNFJ
アメリカ海兵隊の改革案で軍内部の意見が激しく衝突しています。
問題となっているのは「フォース・デザイン2030」で、戦車部隊のほぼ全廃や火砲の大幅な縮小が盛り込まれ、その代わりにロケットやミサイルが増強される内容です。
いわゆる中国との衝突を視野に入れたもので、これによって日本の琉球諸島は今まで以上に防衛ラインとして重要となります。
しかしながら、これに猛反発したのは元上級指揮官らで、過去の戦争の経験から戦車や火砲を配備しているのに、それを廃止・縮小することで大きな有事への対応力が減るとして猛反発。
海兵隊の部隊規模が小規模に縮小され、いわゆる無人機(ドローン)を組み合わせた小回り重視の編成となっています。
ただ、このような部隊だと従来のような大規模な上陸戦は難しいとの意見が多く、海兵隊の本来の役割が果たせないのではないかと言われているのです。
日本においてもアメリカ海兵隊の再編計画は注目を集め、アメリカが直接戦闘から遠距離戦闘に変わったとする声も多く、アメリカが正面で戦うつもりが無いのではないかとして日米安保にも懸念が浮上しています。
日本の防衛費が大幅に増額されたことも、日本が正面で支えてアメリカ後方支援という形を視野に入れている可能性があり、アメリカの国内外で物議を醸していました。
【解説】 米海兵隊、中国の脅威に対応し変容 戦車放棄の計画に反対の声も
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64491978
米ホワイトハウスで1月に日米首脳会談が開かれ、太平洋地域におけるアメリカの軍事的な関与が強調された。改めてアジアに焦点が当てられたが、米軍内では激しい論争が起きていると、軍事アナリストのジョナサン・マーカス氏は説明する。
米海兵隊は、米軍で最も神聖な組織の1つだ。その米海兵隊で、厳しい内紛が勃発している。
海兵隊の改革案をめぐって、元上級指揮官らが現在の指導部を批判しているのだ。
「共に60年、揺るがぬ強さ」米海軍によるビデオをご覧ください😃 pic.twitter.com/TtQ7wZz3M0
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) November 25, 2020
Sputnik 日本
米国の軍事専門メディア「19FortyFive」の軍事専門家によると日中間の紛争が起こった場合、中国軍の主要な作戦基地は、米国が同盟国の日本を助ける為に作った「海の壁」に囲まれることになるという。琉球諸島に巨大な防衛線を作る米軍の新計画の名称は「フォース・デザイン2030」。↓ pic.twitter.com/xJJJyu9XPS
— tobimono2 (@tobimono2) January 17, 2023
海兵隊のフォース・デザイン2030、従来の太平洋・大西洋ベースの戦略+「対中国戦略を前提に」、技術発展が急激に進んだため「長大・複雑な兵站システムを圧縮する(安価な精密兵器とかで潰されないよう)」という難しい要求を前にして「防衛的な海兵隊」という従来と真逆のコンセプトの取り込みが発生。
— Yu P. Eiwalkee (@yupeiwalkee) November 10, 2022
フォース・デザイン2030がどんだけ従来の性質の異なるものかを歩兵分隊レベルで見ると、15名の分隊のうち8名が「ドローン班・対ドローン班」になってしまい、専任の純然たるライフルマンは4名になってしまうという。
もちろんドローンが関係ない戦闘では全員ライフルマンではあるものの……。 pic.twitter.com/Lii3EWkB3u— Yu P. Eiwalkee (@yupeiwalkee) November 11, 2022
米海兵隊が、中国との紛争に備えて装備編成の見直し。
大規模部隊を小ユニットに分割して広範囲をカバー。
「歩兵減らし、大砲・戦車部隊を、長距離ロケット部隊に」(フォース・デザイン2030)https://t.co/i5g0BBSQEK— 渡海人 とかいじん (@tomysurf46) February 3, 2023
>戦車放棄の計画に反対の声も
「フォース・デザイン2030」とはぶっちゃけ「ミサイル以外の兵器と機動兵種を削減して、浮いた経費を軍の運営費に回す」
ということ。
米帝は籠城してこの嵐の時代をやり過ごす気満々です。
という見方が広く認識されれば改憲も成るでしょう。 https://t.co/qCKzHhoVqW— 加藤80kg (@kato80kg) February 3, 2023
中国の軍事的台頭に対応して必死に自己改革をしているのは、日本だけではない。米軍自体が自己改革中なのだ。 https://t.co/WATPTyDwMY
— 江崎道朗@富民厚防 (@ezakimichio) February 2, 2023
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