*東京電力 福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器内部調査動画の公表について
東京電力が先月末に行った福島第一原発1号機の内部調査に関して、原子炉の真下を撮影した映像を公開しました。
先月末の時点で画像は公開していましたが、実際に動いている映像を公開したのはこれが初です。
映っている映像にはむき出し状態の鉄筋やボロボロになっている土台部分が見え、場所によっては土台となっていたコンクリートが丸ごと消し飛んでいる場所もありました。
全体として半分くらいの土台は崩壊している可能性があり、残った一部の土台や鉄筋部分で何とか1号機の原子炉を支えている形になっています。
NHKも1号機の耐震性に疑問を投げ掛けているほどで、ちょっとした衝撃で残った土台が崩壊し、原子炉がそのままひっくり返ることも考えられるほどです。
東電や政府は原子炉の土台が崩壊することをほぼ考えておらず、土台が根本から崩壊した場合、残っている核燃料や放射性物質が一気にバラ撒かれる事になることから、福島第一原発の廃炉作業は全て停止にすることになるでしょう。
しかも、場所的に耐震補強工事が難しく、このまま核燃料や放射性物質が減るまで耐えてくれることを祈るしか無いのが現状です。
福島第一原発1号機 真下の映像初公開 土台損傷で耐震性懸念
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230404/k10014028631000.html
東京電力はメルトダウンを起こした福島第一原子力発電所1号機で、事故後初めて原子炉の真下を撮影した映像を4日公開しました。映像では、溶け落ちた核燃料デブリとみられる大量の堆積物のほか、原子炉を支える円筒形の土台が半周以上にわたって壊れている様子が確認され、耐震性への影響が懸念される状況が明らかになりました。
東京電力はメルトダウンを起こした福島第一原子力発電所1号機で、事故後初めて原子炉の真下を撮影した映像を4日公開しました。
映像では、溶け落ちた核燃料デブリとみられる大量の堆積物などが確認され、耐震性への影響が懸念される状況が明らかになりました。https://t.co/rAK211nsfD#nhk_video pic.twitter.com/sbLQUhg313
— NHKニュース (@nhk_news) April 4, 2023
福島第一原発1号機 真下の映像初公開 土台損傷で耐震性懸念
自公政権はこの状況下で「60年超え稼働を閣議決定」「全再稼働&新増設」って抜かしてるんだぞ💢
この統一地方選で自公維国の議員を増やすって事はこの悪政を助長させるのと同義語だからな #自国維公は地獄行こうhttps://t.co/3EclvJ75vw— 桃太郎+ (@momotro018) April 7, 2023
NHKでさえ言う、「土台損傷で耐震性懸念が明らかになりました」
福島第一原発1号機 真下の映像初公開 土台損傷で耐震性懸念 | NHK https://t.co/DlmgS71r4z
— エリック C.(原発汚染水海洋放出反対) (@x__ok) April 6, 2023
圧力容器下の部品にデブリ付着か 土台は半分以上がなくなった恐れ 福島第一原発1号機:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/ICTNTmGUUL
— 東京新聞 原発取材班 (@kochigen2017) March 31, 2023
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