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岸田首相の演説襲撃事件、爆発までに約50秒の謎 木村容疑者の犯行動機も不明 警察官と漁師が怪我 自作パイプ爆弾を複数


*毎日新聞
岸田文雄首相の街頭演説中に爆破物が投げ込まれた問題で、依然として逮捕された木村隆二容疑者が具体的な犯行動機を明らかにしていないことが分かりました。

木村容疑者は学生時代からいわゆる発明家を目指していたとされ、若い頃から理化学系の知識があったと見られています。
犯行に使われたもの自作されたパイプ爆弾で、生活に身近な物で作られたものではないかと言われているところです。

形状はパイプの両端をキャップで閉じたダンベル用な形となっており、発火装置や導火線で着火する仕組みになっていると分析。今回の爆発では40メートル先に破損した筒が確認され、そこの壁が凹むほどの威力があったと伝えられています。

ただ、爆発までに約50秒もの時間がかかっている上に、爆炎も威力の低いと言われている白煙となっており、本当に殺意があったのかは疑問があるところです。

昨年の安倍晋三元首相を狙った事件では火薬のエネルギーを一箇所に集めて殺傷力を上げていただけに、どちらかと言えば、岸田首相の殺害よりも爆弾を投げることで政治的な主張やアピールをする目的があったのかもしれません。

 

容疑者が自作した手製の爆弾使ったか 首相演説先で爆発物
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230417/k10014040581000.html

和歌山市で選挙の応援に訪れていた岸田総理大臣に向かって爆発物が投げ込まれた事件で、警察は容疑者が金属製のパイプなどを使って自分で作った手製の爆弾が使われたとみて材料の入手方法や製造の過程などを詳しく調べています。

自作パイプ爆弾、複数持ち込みか 専門家「製造は比較的簡単」
https://mainichi.jp/articles/20230417/k00/00m/040/126000c

 岸田文雄首相が狙われた事件で、木村隆二容疑者は自作した複数のパイプ爆弾を現場に持ち込んだ疑いが浮上している。インターネット上には製造方法に関連する情報があふれているとされ、専門家は「知識があれば生活に身近なもので比較的簡単に作れてしまうため、規制が難しい」と懸念する。

40メートル先に破損した筒 自作パイプ爆弾の一部か 首相襲撃
https://mainichi.jp/articles/20230417/k00/00m/040/186000c

 岸田文雄首相が和歌山市の衆院補選の応援演説会場で爆発物を投げつけられた事件で、破損した筒が現場から約40メートル離れた倉庫付近で発見されていたことが捜査関係者への取材で判明した。この筒が聴衆の間をすり抜けていた可能性があり、倉庫の壁には何かがめり込んだような形跡が確認された。演説台の周辺でも複数の破片が散乱していたことが明らかになった。

 

 

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