中央銀行が発行する電子マネー、いわゆる「デジタル円(CBDC)」の導入を視野に入れた政府の有識者会合が行われました。
4月21日に財務省が主導して行われた有識者会合では、出席した委員からは金融システムへの影響を丁寧に検証するよう求める声が相次ぎ、年内を目処にして具体的な論点を整理する方向で一致。
デジタル円は電子マネーの上位互換的な存在で、企業が発行している取引ツールであるのに対して、デジタル円だと中央銀行が直接発行する仕組みとなります。
そのため、一般的な電子マネーよりも信用度が非常に高くなり、電子マネーの頂点に君臨する通貨になるのではないかと言われているほどです。
一方で、情報漏えいやハッキングなどを懸念する声は多く、システム面の安全性で有識者の意見も賛否割れていました。
全ての資産が政府に管理監視される恐れもあり、デジタル円の導入は手放しで評価することが出来ないところです。
金融システムへの影響検証を 「デジタル円」で有識者初会合―財務省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042101014&g=eco
中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)を巡り、財務省が設置した有識者会議が21日、同省で初会合を開いた。座長を務める柳川範之東大大学院教授は冒頭、「今後活発な議論を進めていきたい」とあいさつ。出席した委員からは、金融システムへの影響を丁寧に検証するよう求める声が上がった。
デジタル円は実現するか 大規模資金移動の歯止めは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/efd24fa197c62e05d63d0a24d63b87949309c874
日銀の黒田東彦総裁は3月28日、東京都内で講演し、法定通貨「デジタル円」について「今後実現していかなければならないし、実現していく」との考えを示した。黒田氏は「いつからどのように提供するかには、いくつもの選択肢があり得る」とした上で、「いかなる対応もできるようあらかじめ準備しておくことは、中央銀行の責務だ」と述べた。
【#デジタル円 初の有識者会議】
法定通貨の「円」を電子データにした「デジタル円」について、発行の実現性を検討する初会合を開催
「個人情報をどう保護するか」
「各国の動向を冷静に分析すべき」
などの意見があがっていて、年内をめどに報告をまとめる方針#報ステ pic.twitter.com/CVCuWua9T5— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) April 21, 2023
「デジタル円」便利になる?スマホで決済可能に 有識者会議始まる #朝日新聞デジタル https://t.co/cMIDKF5GQ5
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) April 21, 2023
【“#デジタル円”って何?電子マネーとの違い】
〈電子マネー〉
日本円をベースに“企業”が発行したもの
→運営する会社が破綻した場合は“消失”のリスク〈デジタル円〉
通貨そのもので国がなくならない限り使用可能▼メリットとして、決済時に企業側が負担する手数料が無くなる可能性も pic.twitter.com/MDXwvv4Lox
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) April 21, 2023
日本円の新紙幣で預金封鎖からの庶民の金を収奪するのかなと思ってたけど、デジタル円でやるのかもしれないな
タンス預金もあぶり出してデジタル円しか使えないようにする
しかも一万円札をデジタル100円とかにする
— 👑音速のGOX(2冠)⚡️ (@GOXGOXGOX2) April 14, 2023
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