*提供:NASA&宇宙天気ニュース
太陽でMクラスの強い太陽フレアとプロミネンス噴出現象を観測しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)と宇宙天気ニュースの発表によると、4月27日夜20時10分頃にM1.8の強い太陽フレアが発生し、早ければ4月29日にも地球の磁気圏と接触する恐れがあるとのことです。
また、26日15時頃(日本時間)にもプロミネンス噴出が観測され、太陽から左上に向かってコロナ質量放出(CME)が発生。
Mクラスの太陽フレアとセットで地球の磁気圏に影響を与える可能性があり、4月29日~5月1日の期間は特に警戒が必要です。
強い磁気嵐は通信障害や電子機器の異常を引き起こし、地球の磁気圏を乱すことで自然災害を誘発するリスクも高いと言われています。
さらには強い磁気変化が地震や噴火のような地殻変動を誘発するとのデータが多く、日本のようなプレート密集地帯での誘発地震にも注意してください。
2023/ 4/27 12:28 更新
太陽風は高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。担当 篠原
昨日の午後、26日15時(世界時26日6時)頃、
太陽の北東の端(左上)で、プロミネンス噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
カナダ磁気嵐観測所
https://geomag.nrcan.gc.ca/plot-tracee/ssp-1-en.php
気象庁 地磁気調査所
http://www.kakioka-jma.go.jp/
アメリカ地磁気調査所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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