6月21日1時29分ごろに太陽でX1.1の大型太陽フレアを観測しました。
太陽フレアの規模はAから順番にB、C、M、Xとカテゴリー分類され、X級の太陽フレア最も大きな最大を示すものです。
X級の太陽フレアが発生したのは今月初で、NASA(アメリカ航空宇宙局)の予測だと、6月23日から24日にかけて水星付近を猛烈な太陽風が通過すると見られています。
地球はギリギリ範囲外となっていますが、X級の太陽フレアは水爆の数百倍に匹敵するエネルギーを持っていることから、場合によっては地球にも太陽フレアの影響が出るかもしれません。
また、大型の黒点が出現していることもあって、引き続き活発な太陽活動が継続する可能性が高いです。
NASA太陽風予測
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
2023/ 6/20 13:05 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏はやや活動的です。担当 篠原
太陽風は、昨夜遅くに400km/秒から450km/秒へ速度が少し高まり、
今朝になると400km/秒へ戻る小幅の変化をしています。
速さとしては平均的な状態です。磁場強度は、5〜8nTの間でゆっくり変化しています。
南北成分はグラフの後半から南寄りで推移していて、
AE指数のグラフは、
後半から300〜600nTの小・中規模の変化が連続しています。
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