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中国経済が崩壊寸前に!?中国CPIが下落、マイナス転落なら世界経済はリセッションへ 恒大の最終赤字も2年で計11兆円


中国経済の雲行きが急激に怪しくなっています。

7月10日に中国国家統計局が発表した2023年6月の消費者物価指数(CPI)は上昇が完全にストップし、前年同月で横ばいとなりました。
今年4月~6月の実質成長率も伸び率が減り、新型コロナウイルスの影響でロックダウンしていた時期とほぼ同じ水準まで落ち込んでいます。
物価の下落と給与の低迷が目立ち、失業率も各地で大幅に上昇。

さらには中国不動産大手「中国恒大集団」が7月17日に発表した2021年12月期と22年12月期連結決算は、最終損益合計で約5800億元(約11兆2000億円)の赤字となり、債務超過への転落が確定しました。
中国経済の鈍化が鮮明になった形で、中国国内からは「デフレが続いた日本と同じ道をたどっているのではないか」との声も飛び交っていると報じられています。

実際に中国のCPIがマイナスになった時に世界は例外なくリセッション状態に突入しており、このままだと中国経済の低迷から世界経済の大幅な停滞もありそうです。
他にもアメリカやヨーロッパの金融不安、ロシアのウクライナ侵攻による物価上昇もあるわけで、世界規模の連鎖的な経済不安の拡大も考えておいたほうが良いかもしれません。

 

中国、6月消費者物価横ばい 需要不足で伸びず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM078G00X00C23A7000000/

【北京=川手伊織】中国国家統計局が10日発表した2023年6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月と横ばいだった。0.2%上昇の5月からさらに鈍化し、21年2月以来の低水準となった。ガソリンなど交通燃料の下落率が昨年の反動で拡大したほか、自動車やスマートフォンも値下がりした。消費回復が勢いを欠いており、需要不足が物価上昇の重荷となっている。

中国恒大の最終赤字、2年で計11兆円 不動産の評価下げ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM141OT0U3A710C2000000/

【上海=土居倫之】経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団が17日発表した2021年12月期と22年12月期連結決算は、2年間の最終損益合計が単純合算で約5800億元(約11兆2000億円)の赤字となり、債務超過に転落した。住宅用地など開発用不動産の評価額を大幅に引き下げた。外貨建て債務の債権者と交渉中の債務再編案は未決着で、再建に向けた道筋は不透明感が強まっている。

「日本病」を恐れはじめた中国 足踏みする消費、不動産不況も抱え
https://www.asahi.com/articles/ASR7K5JMTR7KULFA004.html?ref=tw_asahi

 中国の経済回復が足踏みを続けている。終わらない不動産不況、需要不足に悩む企業、先行きへの不安から財布のひもを締める人々――。バブル経済から停滞期に入り、デフレが続いた日本と同じ道をたどっているのではないか、との不安の声が出始めている。

 

 

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