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中村哲さんの死亡、アフガンから英雄として追悼の声が相次ぐ 生前の言葉に注目も 自衛隊の海外派遣に懸念


中東のアフガニスタンで復興支援活動をしていたNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲さん(73)が殺害された事件で、世界各地から追悼の声が相次いでいます。

アフガニスタンでもトップニュースとして扱われ、地元の人たちが中村さんの絵を描いて追悼集会を行いました。Twitter上でも「ナカムラ」というアラビア文字のハッシュタグが生まれたほどで、殆どの人達が「彼はアフガニスタンの英雄」「みんな心から尊敬しています」「今回の事件についてアフガニスタン人は本当に怒っていて、深い悲しみを感じています」などと中村さんの今までの活動を称賛しています。

日本においても中村さんの特集記事や過去の功績をまとめた番組が放送されていますが、同時に中村さんが残した言葉にも注目が集まっているところです。

特に中東への自衛隊派遣に中村さんは強い懸念を示しており、「これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに」と生前にメディアのインタビュー記事で語っていました。

また、憲法の存在も重要だとして、「向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ」と述べ、平和憲法は日本の強味になっていると熱弁しています。

今の安倍政権では再び海外派遣の動きが強まっていますが、安易な派兵をする前に立ち止まって、中村さんの言葉を振り返ってみると良さそうです。

 

中村哲さんに聞いてみた アフガニスタンという国で、9条をバックボーンに活動を続けてきた
http://www.magazine9.jp/interv/tetsu/tetsu.php

中村
日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。

「中村さんは英雄」アフガン現地からも死悼む声。美大生が肖像も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00010006-bfj-soci

アフガニスタンで長年、支援に携わって来た中村哲医師が12月4日、現地で何者かの銃撃を受けて死亡した。
中村さんは、医療や灌漑(かんがい)整備などの支援事業を40年近くにわたり続けてきた。日本だけでなくアフガニスタンからも死を悼む声があがっている。

 

 

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