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【緊急事態】新型コロナの新規感染者数が5月の7倍以上に激増!第8波のピークに迫る 厚生労働省がコロナ定点把握データを公開


厚生労働省が7月17~23日の1週間に全国で報告された新型コロナウイルスの新規感染者数を報告し、1医療機関あたり13・91人に激増していると明らかにしました。

新型コロナウイルスの法的な基準を「5類」に移行した直後の5月1日から7日は定点1医療機関あたりに換算した参考値で1・80人だったことから、その7倍以上に新規感染者数が跳ね上がった形です。
季節性インフルエンザは1医療機関あたりの1週間の感染者数が10人で「注意報」となることから、現時点でそれを超える感染者が発生していると言えるでしょう。

読売新聞の記事によると、自治体から国に対し、市民に注意や警戒を呼びかける基準の作成を求める声が上がり、自治体からは「いつ注意喚起すればいいのか」などと戸惑い声があるとのことです。
政府は5類移行の決定後にコロナ関連の基準や監視体制を大幅に縮小し、そのまま代替案もほぼ無いまま放置状態を続けていました。

厚生労働省の担当者も「定点把握でのデータ蓄積が不十分で、検討が難しい。いくつか波を経験し、感染者数や入院者数などの上昇傾向をつかむ必要がある」と述べるだけで、まだまだ定点把握のデータ不足で感染の全体像が分かってないと強調しています。

新型コロナウイルスの新規感染者数が激増しているのは各種データから間違いなく、安易な外出は感染リスクが極めて高いと考えておいたほうが良さそうです。

 

厚生労働省 新型コロナウイルス発生状況
https://www.mhlw.go.jp/content/001126858.pdf

コロナ感染増加、自治体「警戒呼びかけの基準を」…国は「データ不足」と慎重
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230731-OYT1T50036/

 新型コロナウイルスの感染者が増加する中、自治体から国に対し、市民に注意や警戒を呼びかける基準の作成を求める声が上がっている。感染症法で同じ「5類」に位置づけられる季節性インフルエンザには基準があるが、国はデータがそろっていないとして、新型コロナの基準作成には慎重だ。自治体からは「いつ注意喚起すればいいのか」との戸惑いも漏れる。

 

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