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英国裁判所、日本を人権侵害国として容疑者引き渡し認めず!東京の宝石強盗事件で 「日本の取り調べで人権侵害を被るおそれ」


イギリスの裁判所が日本で人権侵害の恐れがあるとして、日本への容疑者引き渡しを認めなかったことが分かりました。

NHKの記事によると、日本政府は8年前に東京・表参道の宝石店で発生した強盗事件について、警視庁が国際手配していたイギリス国籍のジョー・チャペル容疑者(37)を引き渡すように要請するも、イギリス側の司法機関は「日本の捜査機関による取り調べで人権侵害を被るおそれが拭えない」などとして拒否。
イギリスが懸念したのは日本の司法環境の劣悪さや長時間の取り調べで自白強要などが行われている点で、日本側は「取り調べは原則として録画され、自白の信用性が疑われる場合は証拠として採用されない」と説明していましたが、その説明を聞いた上で日本の要請を断ったとされています。

欧米諸国と比べて日本の司法制度や取り調べ体制は人権侵害が酷いと言われ、最近も国連から日本への見直し勧告が出ていました。

日本は警察機関の権限がかなり強く、取り調べ時に問題行為などがあった際の抑止力もあまりなく、このような日本の司法制度が海外から人権後進国として受け止められているのが実情です。

 

日本への容疑者引き渡し認めず 英の裁判所 表参道強盗事件で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230812/k10014160721000.html

8年前、東京・表参道の宝石店でおよそ1億円分の宝石が奪われた事件をめぐり、イギリスの裁判所は、警視庁が国際手配していたイギリス国籍の男の、日本への引き渡しを認めないとする判決を言い渡しました。
日本の捜査機関による取り調べで人権侵害を被るおそれが拭えないなどとしています。

 

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