9月15日に厚生労働省は新型コロナウイルスに感染した後に発生する抗体の保有率を公開しました。
朝日新聞の記事によると、年齢別の抗体保有率だと、5歳から29歳が70%前後で、それに対して高齢者は2~30%程度まで減少。
若者の感染者が多いことから、結果的に若者の抗体保有率が大幅に跳ね上がっていると推測されています。
これは今年7~8月に診療所で検査のために採った血液4235人分のデータで、全体の抗体保有率は45.3%でした。
ワクチンと自然感染による抗体は区別できることから、この抗体保有率にワクチン接種だけの抗体は含まれていないとされています。
都道府県別の比率だと大阪府や沖縄県の数字が高く、前に発生した感染爆発の影響が反映された数字である可能性が高いです。
それだけ日本全体でコロナに感染した人が増えたとも言え、政府はこの数字を100%まで引き上げることを暗に狙っているのではないかとも噂されています。
新型コロナウイルス感染症に関する抗体保有状況調査について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html
コロナ感染でできる抗体保有率、若年層で7割前後 高齢者は3割弱
https://www.asahi.com/articles/ASR9H7V11R9HUTFL013.html
新型コロナウイルスに自然感染した後にできる抗体を保有している人の割合(抗体保有率)について、5~29歳は7割前後で、高齢者は2~3割弱であることが分かった。15歳以下や70歳以上の抗体保有率が明らかになったのは初めて。厚生労働省が15日に調査結果を公表した。
コロナに感染後、ウイルスを排除するために体内には抗体ができ、しばらく残る。ワクチンによる抗体と自然感染による抗体は区別でき、抗体保有率を調べれば、どれくらいの人が感染した経験があるのか分かる。
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