イスラエル軍が中東パレスチナの自治区ガザへの大規模な地上侵攻作戦を行っています。
11月4日にイスラエルのガラント国防相はガザ地区の最大都市であるガザ市への突入を開始したと発表。10月末からガザ市を包囲するような形でイスラエル軍が展開していましたが、4日から大規模な空爆と同時に戦車部隊がガザ市に侵攻を開始しています。
また、イスラエル軍は武装組織ハマスの地下トンネルを発見し、一部のトンネルに特殊部隊が突入したとのことです。
トンネルへの突入では軍用犬なども多数使われ、東京の地下鉄に匹敵するとも言われているハマスの地下トンネルに対する攻撃も各地で強化しています。
イスラエル軍は約10万人規模の地上部隊でガザ地区への地上侵攻を行っており、ガザ北部の住民らに南部への退避勧告を呼び掛けていますが、依然として30万人以上の住民がガザ市に残っているとされていました。
ハマス側も激しい抵抗を継続中で、イスラエル軍の戦車や装甲車などが多数被害を受けていると見られています。
【エルサレム、カイロ共同】イスラエルのガラント国防相は4日、パレスチナ自治区ガザ北部の中心都市、ガザ市を南北から攻撃し、市街地に入ったと明言した。イスラエル軍はイスラム組織ハマスの中核拠点だとするガザ市の包囲を完了、掃討を目指して攻勢をかけている。
イスラエル軍 2日連続でガザ地区の住民に退避を呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231105/k10014247911000.html
ガザ地区での軍事作戦を続けるイスラエル軍は、激しい空爆や地上部隊による攻撃でイスラム組織ハマスへの攻勢を強めるとともに、2日連続で地区の住民に南部への退避を呼びかけています。4日夜には、ガザ地区の難民キャンプが攻撃を受け、40人以上が死亡したと伝えられていて、住民の犠牲が増え続けています。
イスラエル軍がガザのアズハル大学を空爆し破壊しました。
あなたの通った学校や大学が、こんなふうに目の前で壊滅してもなお、「相手にも自己防衛権があるから仕方がない」と言えますか? https://t.co/Rtn297TkZk
— 駐日パレスチナ常駐総代表部 (@PalestineEmb) November 4, 2023
イスラエル、ガザ市の市街地に進軍 南部への退避を呼びかけ「全員が命の危険にさらされている」#日テレNEWSNNNhttps://t.co/Kwa8Mxrtd4
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) November 5, 2023
ガザ市が包囲寸前。 pic.twitter.com/Waq4LKkL8M
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) November 2, 2023
当初からこの戦いは「戦争」ではなかった。それは「虐殺」だった。
イスラエルは病院を破壊し、救急車を攻撃し、ハマスとは比較にならない軍事力を持ってして、挙句の果てには『死か降伏か』を迫っている。
国連が言うまでもなく、これらを虐殺と言わずして何と言う?https://t.co/ZUt4ud7CWA— 白坂和哉|ジャーナリスト|”突き刺さる” 政治情報を提供します! (@shirasaka_k) November 4, 2023
イスラエル軍は地上作戦をめぐり、ガザ市南北両方から包囲攻撃。さらに市内に進軍し、北部や中心部の学校や避難所への空爆によって民間人の犠牲者が増え続けている。AP通信によるとガザ地区北部には約30万人の市民が残っていると報道。より一層、感情が揺さぶられる報道が増えると予想される。 pic.twitter.com/JWMdsxHIjt
— あいひん (@BABYLONBU5TER) November 5, 2023
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