*BBC
中東・パレスチナ自治区ガザへの軍事侵攻について、イスラエルが1日4時間の限定的な戦闘の一時停止を認めたことが分かりました。
これはアメリカなど諸外国から戦闘停止を要請されたことで、イスラエル側も国際世論の批判に配慮して対応したと思われ、この4時間で民間人の避難行動や人道支援物資の運び込みが可能になると説明。
対象地域では3時間前に通知するとして、あくまでも地域と時間を限定した一時的な戦闘停止にするとしていました。
いわゆる完全停戦に間してはイスラエル側が強く拒否しており、イスラエルのネタニヤフ首相は声明で「人質の解放なくして停戦はありえない」とコメント。
200以上とも言われている人質の解放が大前提だと強調し、人質の解放が確認されるまで停戦は考えていないと言葉を強めていました。
“イスラエルが1日4時間 戦闘休止 ガザ地区北部で” 米発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231110/k10014253241000.html
アメリカのホワイトハウスは9日、イスラエル軍が地上侵攻を続けるパレスチナのガザ地区北部で人道目的のために1日4時間、戦闘を休止すると発表しました。
アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は9日、記者団に対しイスラエル側との協議の結果、イスラエル軍が地上侵攻を続けるガザ地区の北部で9日から1日4時間、戦闘を休止すると明らかにしました。
【ワシントン、エルサレム共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は9日、オンラインで記者会見し、イスラエル軍が地上侵攻を強めるパレスチナ自治区ガザ北部で民間人避難のため1日4時間の戦闘休止時間を設けると明らかにした。「最初の重要なステップだ」と強調し、連日の戦闘休止を必要な期間継続することが望ましいと語った。北部から南部に避難するための「人道回廊」が2カ所で設置されたとも述べた。
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