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地方銀行の債権など含み損、2兆9000億円に拡大!3ヶ月前より80%以上の大幅マイナス 金利上昇で債券価格が下落 


全国の地方銀行が抱えている債権や投資信託などの含み損が大幅に拡大していることが分かりました。

これはNHKが報道した情報で、全国の地方銀行99行が抱えている債権や投資信託などの含み損が今年9月末の時点で2兆9000億円となり、3ヶ月前と比べて80%以上も増加。
国債など国内債券の含み損は1兆5100億円余りで3か月前の2.6倍に拡大し、日銀が今年7月に長期金利の上限を引き上げたことをキッカケにして、金利上昇によって債券価格が下落したことで含み損が大きく増えたと見られています。

欧米諸国の金利上昇によって日本にも金利上昇の圧力が強まっていますが、日本国内の景気は非常に弱く、このまま金利政策だけ転換する形になると、日本経済全体や金融機関は大きなダメージるを受ける可能性が高いです。
今年春にアメリカで発生したシリコンバレー銀行の破綻騒動と同じ事態になることも考えられ、これから金利上昇は日本で大きな社会問題となるかもしれません。

 

全国地銀 債券や投資信託など含み損80%以上増 金利上昇背景に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231127/k10014269721000.html

全国の地方銀行99行が抱える債券や投資信託などの含み損が、ことし9月末の時点で合わせて2兆9000億円余りと、3か月前より80%以上、増えたことがわかりました。金利の上昇によって債券の価格が下落したことが背景にあります。

これは資産運用の助言会社「日本資産運用基盤グループ」が、全国の地方銀行99行が公表した今年度の中間決算のデータをもとに集計したものです。

 

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