*官邸
岸田政権の屋台骨である松野博一官房長官が自民党の会派「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーにて、真近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受け取っていたとの報道が物議を醸しています。
この問題では収支報告の義務がある政治資金パーティーの資金を一部議員らに還元(キックバック)し、そのやり取りを政治資金収支報告書にも記載していなかったことで東京地検特捜部が動き出すことになりました。
朝日新聞の記事によると、松野官房長官は安倍派の重鎮として様々な活動に関与しており、政治資金パーティーで受け取った1000万円を超えるキックバック資金は政治資金収支報告書にも記載していない疑いがあるとのことです。
12月8日の国会でも問題視されましたが、岸田首相は「官房長官と意思疎通を図っております」「捜査へ影響を及ぼす恐れがあるから、控えますと申し上げている」などと答弁するだけで具体的な回答は避けていました。
岸田政権を支えている一番重要な役職とも言われているだけに、松野官房長官の裏金疑惑は岸田政権の根幹を揺るがす騒動に拡大しているところです。
松野官房長官に裏金1千万円超か パーティー収入還流、政権内に波及
https://www.asahi.com/articles/ASRD7777MRD7UTIL01J.html
自民党最大派閥の「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとみられる問題で、同派に所属する松野博一官房長官が、直近5年間で派閥から1千万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが、関係者への取材でわかった。
裏金問題は岸田文雄政権の中枢に波及した。政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で捜査している東京地検特捜部も松野氏の資金の流れを把握している模様だ。
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