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志賀原発で3メートルの水位上昇と事後報告!防潮壁の変形(傾斜)も確認!会見では「有意な変動は確認されなかった」と説明


*北陸電力より
石川県志賀町にある志賀原子力発電所について、北陸電力は敷地内の水位計でおよそ3メートル程度の水位上昇を観測したと発表しました。
先日の記者会見では「水位計で有意な変動は確認されなかった」と説明していましたが、それを前言撤回した形です。

北陸電力によると、原発内の冷却に使う海水を取り込む取水口付近に設置した水位計を調査したところ、1月1日午後5時45分から午後6時までの間に約3メートルの水位の上昇を観測しており、合わせて1号機の海側に設置している高さ4メートルの防潮壁が数センチほど傾いていたとのことです。
傾いた防潮堤の画像は北陸電力のプレスリリースにて公開され、北陸電力側は「その他の側壁は健全であり,倒壊する恐れはない」と説明しています。

また、別件で2号使用済燃料貯蔵プール内に保管してあった原子炉冷却材再循環ポンプの検査装置の一部が、使用済燃料貯蔵プールの底部に落下していることも報告されました。

一方で、志賀原発の損害状態は依然として変圧器で配管が壊れて油が漏れており、一部の外部電源は確保出来ていない状態が継続中です。
1号機と2号機のそれぞれで3500リットル以上の燃料漏れが発生中で、今は燃料の回収と復旧作業を急いでいるとしています。

 

北陸電力 志賀原発プレスリリース
https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010205.pdf

志賀原発 敷地内の水位計で約3メートルの水位上昇を観測
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014307421000.html

北陸電力は、1日に震度7の揺れを観測した石川県志賀町にある志賀原子力発電所の敷地内に設置された水位計で、およそ3メートルの水位の上昇が観測されていたと発表しました。
志賀原発では、地震の影響で外部から電気を受ける系統が一部使えない状況が続いていて、北陸電力は復旧を急ぎたいとしています。

 

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