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地面が4メートル隆起、能登半島沿岸部の90キロ変動!隆起で天然の防波堤が津波阻止か?「何かが地盤を持ち上げている」


*地質調査総合センター
地質調査総合センターが1月1日に発生した能登半島地震の現地調査を行い、過去に例がないほどの大規模な隆起を確認しました。

現地調査が行われたのは鹿磯漁港の防潮堤で、今回の地震によって4メートルほど漁港の海底が持ち上がり、人の背丈を大きく超えるようなサイズで漁港全体が持ち上がっていた様子が報告されています。
水面下で防波堤に固着した生物遺骸も一緒に浮上し、政府や地震調査委員会などの報告だと能登半島沿岸部の約90キロで200メートルほどの地盤隆起が見られたとのことです。

この大規模な隆起は津波被害にも影響を与えたと見られ、いわゆる天然の防波堤として津波被害を一部軽減した可能性があるとされています。

能登半島地震で観測された津波は高いところで5メートル規模となり、それに海底隆起した4メートルの地盤が食い止めたとする分析結果です。

一方で、海底隆起によって能登半島の港湾施設は壊滅的な被害を受け、復興作業に使うことが出来ない状態になっています。
完全に新規で港湾施設を作り直す必要があるほどで、港湾の再建復旧には数年の時間が必要になりそうです。

 

第四報 2024年能登半島地震の緊急調査報告(海岸の隆起調査)
https://www.gsj.jp/hazards/earthquake/noto2024/noto2024-04.html


1月8日に能登半島北西部の海岸で行った2024年能登半島地震に伴う海岸の地殻変動調査の結果を報告する。調査は国土地理院(2024)による測地観測データの解析によって最大4 m程度の隆起が報告されている領域内の石川県輪島市門前町鹿磯かいそ周辺で実施した(図1)。まず鹿磯漁港では防潮堤壁面に固着したカキやカンザシゴカイ類などの生物が隆起によって離水した様子を観察した(写真1)。

【能登半島地震】海底隆起し→“新たな陸”に 「港として使えない」漁業関係者が悲鳴 なぜ隆起?【Nスタ解説】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/934714?display=1

能登半島地震の影響で、海底だった部分が隆起して陸地になる“海底隆起”が日本海側の各地でみられました。隆起によって水位が低くなり、漁業関係者は「港として使えない」と話します。なぜ隆起したのか?原因について詳しくみていきます。

推定3.9mの隆起を確認
上村彩子キャスター:
今回の地震では海底隆起によって、陸地化した地域が多く見られました。

国土地理院によりますと、石川県・能登半島の日本海沿岸で約80キロにわたって隆起が確認され、大きいところで約4mも隆起したということです。

 

 

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