*NASA
強い太陽風の乱れが地球と接触しました。
これは先日に発生したCME(コロナ質量放出)の乱れで、1月22日夜からアメリカ地磁気観測所や気象庁の地磁気拠点で強い磁気嵐として観測データが報告されています。
現時点で大きな変動ではなく、当初の予想と比べてかなりCMEの影響が小さくなっていました。
ただ、今日だけでもMクラスの強い太陽フレアが6回も発生し、その内の2回はM5.1とM3.4でかなり規模の大きなサイズとなっています。
今週末にも地球と接触する恐れがあり、この太陽フレアの進路によっては地球への影響も大きくなりそうです。
強い太陽フレアは通信障害や電子機器の異常を引き起こし、地震や噴火の頻度も高めるため、引き続き注意してください。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
2024/ 1/23 13:02 更新
太陽風の乱れは小規模でした。Mクラスのフレアが次々に発生しています。担当 篠原
20日の夕方に発生したCME(コロナ質量放出)
による太陽風の乱れは、
今日未明、23日1時(世界時22日16時)頃に
ACE衛星に達した様で、
速度は400km/秒から470km/秒へ、
磁場強度は7nTから14nTへ、それぞれ高まっています。変化としては小規模で、
上がり方もなだらかで変化がはっきりしません。
密度のグラフだけは、
1個未満から10個程度へ急に増加しています。現在は、速度は450km/秒、磁場強度は7nTと、
平均的な状態に戻りかけています。
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