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小出裕章氏「志賀原発が稼働中だったら福島原発と同じだったかもしれない」 原発付近の集落も地震で道路寸断、避難計画が破綻状態に!


*志賀原発wiki
能登半島地震で甚大な被害を受けた志賀原子力発電所ですが、その周辺の集落や市町村で予定されていた避難計画が地震の影響で破綻状態になっていることが分かりました。

時事通信社の記事によると、重大事故時の避難ルートとなっている周辺道路の多くが能登半島地震で被害を受け、原発稼働中ならば避難対象となっていた地区でも1週間以上孤立したとのことです。
原発の重大事故時には規制委の原子力災害対策指針(防災指針)に従って原発から5キロ圏内の住民を優先的に避難させることが定められ、原発から5~30キロ圏内の住民に対しては自宅や避難所への屋内退避を指示。

しかしながら、志賀原発事故時に屋内退避指示となる穴水町と輪島市では、地震の1週間後でも8地区が孤立状態のままで、緊急避難用のルートもほぼ道路が崩壊状態となり、発生から1ヶ月が経過しても通行止めになっているほどです。
このような報告を受けて原子力規制委員会は避難の在り方を一部見直す方針を決めるも、専門家からは「稼働中なら福島第一原発と同じような状況になっていた」と懸念する声が相次いでいます。

原子力安全が専門の元京大原子炉実験所助教・小出裕章氏は中日新聞の取材に対して、「志賀原発が10年にもわたり停止していたことが何より幸いだった。原発の使用済み燃料は発熱しているが、10年たつと発熱量は運転停止直後に比べ、千分の1以下に低下する。今回の地震で志賀原発は外部電源の一部系統が使えなくなり、非常用発電機も一部停止した。稼働していたら、福島第1原発と同様の経過をたどったかもしれない」とコメントし、志賀原発が稼働していた場合は福島第一原発と同じような原発事故が発生していたとしても不思議ではないと強調していました。

北陸電力の耐震設計が非常に甘かったとして、日本の原子力発電所は東日本大震災を経験した後も脆弱な状態が残っているとしています。

 

もし志賀原発が稼働中だったら… 元京都大助教・小出裕章さんの警告
https://www.chunichi.co.jp/article/845486

 -能登半島地震の発生時、志賀原発が稼働中だったら、どんな被害が出た可能性があるか。
志賀原発が10年にもわたり停止していたことが何より幸いだった。原発の使用済み燃料は発熱しているが、10年たつと発熱量は運転停止直後に比べ、千分の1以下に低下する。今回の地震で志賀原発は外部電源の一部系統が使えなくなり、非常用発電機も一部停止した。稼働していたら、福島第1原発と同様の経過をたどったかもしれない。
-具体的にどのようなプロセスでそうなるのか。
出力100万キロワットの原発の場合、原子炉の中では、ウランが核分裂して3倍の300万キロワット分の発熱をしている。大地震の際は制御棒を入れて核分裂反応を止めるが、実は300万キロワットのうちの21万キロワット分の発熱は、ウランの核分裂で出ているわけではない。それまでに生成された「核分裂生成物」が原子炉の中に膨大にたまっており、「崩壊熱」を出している。

志賀原発、避難に課題 地震で道路寸断、家屋倒壊―規制委、見直し議論へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024020100971&g=soc

 最大震度7を観測した能登半島地震では多くの家屋が倒壊し、各地で道路が寸断された。同半島西岸に位置する北陸電力志賀原発(石川県志賀町)は運転停止中だったが、重大事故時の避難ルートとなっている周辺道路の多くが被害を受け、1週間以上孤立した地区もあった。こうした状況を踏まえ、原子力規制委員会は避難の在り方を一部見直す方針を決めた。

 

 

関連過去記事

志賀原発の外部電源、復旧の見通し立たず 放熱器の配管でも亀裂 「変圧器の配管が壊れ、油が漏れ出した」「内部が故障している兆候」
https://johosokuhou.com/2024/02/01/72291/

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