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マイナンバーカードから性別表記を削除へ スマホに全機能を搭載可能に マイナカード拡大の改正案を閣議決定


*マイナンバーカード
3月5日に政府がマイナンバーカードの法改正案を閣議決定しました。

日本経済新聞の記事によると、この法改正案にはマイナンバーカードの利用拡大と表記見直しが含まれ、性の認識に関する多様な考えを踏まえ、券面の記載事項から性別を削除したとのことです。
マイナンバーカードの全ての機能をスマートフォンに搭載することが出来るようになる見通しで、身分証明を行う際にスマートフォン内部のマイナンバーカードデータだけで手続きが可能になるとしていました。

現在は電子証明書のみスマホに導入することが出来るとされていますが、マイナンバーカードの画像データや券面の記載事項の文字データ――などもスマートフォンに移すことが可能となります。
マイナンバーカードの現物無しで手続きや取引が出来ることから、政府はマイナンバーカードの利便性がさらに向上したとして、国民にマイナンバーカードの利用を促進するとしていました。

改正案は今国会で成立を目指す方針で、近い内に与野党の議論が行われることになりそうです。

 

マイナカード、スマホに全機能搭載へ 券面から性別削除
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA04BNH0U4A300C2000000/?n_cid=SNSTW006&n_tw=1709643156

政府は5日、マイナンバーカードの用途拡大を盛ったマイナンバー法改正案を閣議決定した。スマートフォンにマイナカードの全ての機能を搭載できるようにする。今国会での成立をめざす。

マイナカードのICチップは①電子申請やログインが保有者本人であることを証明する「電子証明書」②券面の画像データ③券面の記載事項の文字データ――の3つの機能を内蔵する。

現在は電子証明書だけスマホに導入でき、米グーグルのアンドロイドを採用した機種の一部で利用可能だ。法改正で残り2つの要素もスマホに格納できるようになる。

 

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