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運転開始から40年、美浜原発3号機の運転停止認めず!大阪高裁 浜岡原発1・2号機廃炉完了時期は6年延期へ 2042年度で調整 


*浜岡原発wiki
福井県にある関西電力の美浜原発3号機に関する運転差し止めを求めた仮処分申請について、大阪高裁は住民側の申し立てを認めない判決を下しました。

関西電力の美浜原発3号機は運転開始から40年を超えており、住民側は施設の老朽化などを理由にして運転の即時停止を要請。
これまで運転期間が40年を超える原発の判断が出ておらず、稼働から40年の原発として司法が運転停止の判断を認めなかったのはかなり大きなインパクトがあると言えます。

原発の運転は原則40年に制限されていますが、最長で60年まで原発の稼働を法律で認めていることから、このような法律を理由にして裁判所も稼働を認めた可能性が高いです。

また、原子力規制委員会の審査などで停止した期間を運転期間から除外することで実質的に60年を超えて運転できるよう法律を改正しているため、この60年期間もかなり曖昧になっています。

原発関連について中部電力からも浜岡原子力発電所の1号機と2号機で進められている廃炉の完了時期を6年ほど延期すると発表されたばかりで、当初の2036年度から2042年度に変更となることが決まりました。
当初の予想計画と比べて廃炉作業が難航する見通しで、一度動き出した原発を解体までするのは相当な年月が必要となることを浜岡原発が示しています。

 

浜岡原発1・2号機廃炉完了時期 6年延期し2042年度に 中部電力
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240315/k10014391271000.html

中部電力は、静岡県にある浜岡原子力発電所の1号機と2号機で進められている廃炉の完了時期について、当初の2036年度から2042年度に6年延期することを明らかにしました。

浜岡原発の1号機と2号機は、国内で一般的な軽水炉と呼ばれるタイプの商業用原発で初めて2009年に廃炉作業に入り、現在、原子炉周辺の設備の解体が行われています。

中部電力は14日、原子力規制委員会に廃炉計画の変更を申請し、静岡支店の幹部が静岡県庁を訪れて内容を報告しました。

福井 美浜原発3号機 運転停止認めない決定 大阪高裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240315/k10014391831000.html

運転開始から40年を超えて再稼働した福井県の美浜原子力発電所3号機について、大阪高等裁判所は、原発に反対する住民たちが老朽化による事故の危険性などを主張して運転しないよう求めていた仮処分の申し立てを、退ける決定を出しました。

 

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