*日本銀行記者会見
3月19日に日本銀行が金融政策決定会合を行い、17年ぶりの利上げとマイナス金利解除を正式決定しました。
植田総裁は記者会見で「現時点の経済・物価見通しを前提にすれば、当面緩和的な金融環境が継続する」「2%物価安定目標の実現という観点から、経済物価情勢に応じて金融政策を運営してまいります。緩和的な金融緩和は継続すると考えています」と述べ、金融緩和路線は継続しながらも利上げも同時に判断したとコメント。
前任の黒田総裁が行った異次元の金融緩和を見直すとしつつ、金融緩和策そのものは維持というような内容です。
また、今回の方針転換で今後の経済政策に関しても、「適切な政策金利を狙っていくことになる」「中小企業の賃金が上がるとの根拠があるわけでない」などと話していました。
日銀の金利政策は企業の収益や賃金、物価上昇に大きな影響を与えることから、世界的にも日本政府の金利政策以上に注目度が高く、植田総裁の記者会見を受けて株式市場や為替市場も大きく動いています。
【日銀リアクト】植田日銀、政策の新たな道筋示す-黒田時代に決別
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-19/SAKLLVT0G1KW00
日本銀行の植田和男総裁は、黒田東彦前総裁が導入したマイナス金利とイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を解除する決定によって、日銀を新たな時代に導いた。これは中央銀行として力強く象徴的な動きであり、先行きの主な任務はデフレへの逆戻りの心配なく、インフレ率を2%の物価目標前後に安定させることだろう。
【速報】植田日銀総裁: 現時点の経済・物価見通しを前提にすれば、当面緩和的な金融環境が継続する pic.twitter.com/apbyazfrX0
— ロイター (@ReutersJapan) March 19, 2024
👉本日、日銀政策金融決定会合「終了」
午後3時30分~ 👽植田総裁・記者会見??
こうご期待!! 金融業界のTUNAMIとなるか? pic.twitter.com/LqSghAKGa7— 🇯🇵 JBOSS (@hide2951889) March 18, 2024
【ポイント】日銀 マイナス金利解除
さきほどの発表のポイントです。YCCやETF購入も終了。事前の観測報道もあったため、発表前後で株価や為替の反応は大きくありません。下記noteで景気やくらしへの影響を上書き編集中。15:30~植田総裁の会見も解説します👇notehttps://t.co/dB6XWn1wi5 pic.twitter.com/mxLPqVuVm9
— 後藤達也 (@goto_finance) March 19, 2024
「打ち出の小づち」振り続けた日銀 11年の異次元緩和が払うツケ https://t.co/vGpbxhIcwI
11年もの長きにわたって続けられてきた日本銀行の「異次元緩和」とは何だったのか。植田和男総裁率いる日銀が、緩和縮小へとようやくかじを切った。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) March 19, 2024
日銀・植田総裁の会見を見てますが
「中小企業の賃金が上がるとの根拠があるわけでない」
と、植田総裁、素直に認めましたね。
春闘の結果が政策変更の大きな要因になったとも。
今後はやはり中小企業の賃上げが鍵。
国民民主党としても
「中小企業の賃上げ応援10策」
の取りまとめを急ぎます。— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) March 19, 2024
岸田総理が植田総裁を選任したあたりから、この日を政権は想定していました。
ただ、急激な金融政策の変更は市場に混乱をもたらすとみていて、ソフトランディングとなるよう、日銀の独立性を尊重しつつも、平仄を合わせながら迎えた今日という感じがします。 https://t.co/vf7cKOKLa8
— 篠原裕明 (@shino7878shino) March 19, 2024
ドル円150円: マイナス金利解除、植田総裁変動金利 時間をかけて、と 内心は口よりタカ派ですね 自分のアナウンスが効きすぎることを恐れている感じ FOMC次第だし本気になるのは総選挙後
教祖爆誕 住宅ローン #宮脇咲良 下村博文 学法石川 難民弁護団 百合漫画 離党勧告 敦賀気比有給理由 https://t.co/nvtAf77rrZ
— さかあがり (@endra28pong22) March 19, 2024
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