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小林製薬の「紅こうじ」、健康被害で緊急回収へ!腎臓の病気を発症と報告 日本酒やサプリメントなどで52社が利用 


*小林製薬
小林製薬の「紅麹」(紅こうじ)を含んでいる健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症したとして、小林製薬や紅こうじを利用しているメーカーが自主回収を行うと発表しました。

紅麹とはいわゆる食品添加物のことで、色合いを調整するために様々な飲食品で利用されています。
NHKや小林製薬の発表によると、3月25日の時点で大手酒造メーカー「宝酒造」の日本酒「松竹梅白壁蔵「澪」PREMIUM〈ROSE〉」や「紀文食品」のイカの塩辛、名古屋市の豆菓子専門店「豆福」などが紅こうじを利用したとして、販売自粛や取り扱いの停止を発表。

小林製薬がこれまでに紅こうじを供給したメーカーは国内外の52社となり、幅広い食品や飲料水で紅こうじを利用していたと報じられえています。
現時点で供給先の企業の商品による健康被害の情報は把握していないとしていますが、対象となる商品は食べないように注意喚起を行っているところです。

小林製薬は「供給先の企業でも製品の回収となっていることについて大変申し訳ありません。手元にある商品が小林製薬の紅麹原料を使用したものだと分かったらお客様は直ちに使用の中止をお願いいたします」と呼び掛け、紅こうじを使った商品は食べないように強く求めていました。

日本における食品添加物の基準は欧米よりも非常に緩く、欧米で禁止された食品添加物が日本だと普通に使われているケースはかなり多いです。

 

紅こうじ、52社に供給 飲料や食品、自主回収相次ぐ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5b8aafe7c6ab895c68fd38d7335dabb8381d4d2

22日午後、腎疾患など健康被害を招いた「紅こうじ」のサプリメント製品の自主回収について記者会見する小林製薬の小林章浩社長(左)ら=大阪市

小林製薬は24日、健康被害の恐れがある米こうじの一種「紅こうじ」について、飲料や食品メーカー、卸売業者など計52社に供給していたと明らかにした。食品原料として日本酒や菓子などへの使用を想定し2016年から販売しており、自社製造のうち約8割を飲料・食品メーカーなどに供給していた。22日に紅こうじを使ったサプリメントの自主回収を決めたことを受け、メーカー各社でも回収の発表が相次いだ。品質問題が供給先の他社製品にも波及した格好だ。

小林製薬「紅麹」 52社に供給 回収相次ぐ「直ちに使用中止を」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240324/k10014401171000.html

「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、この健康食品に使っている紅麹原料の供給先は52社に上り、原料はこのうちの複数の卸売業者を通じてさらに別の企業に販売されていることがわかりました。
回収の規模はさらに広がるとみて会社は確認を急いでいます。

 

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