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小林製薬の紅麹問題、摂取後の入院が26人に!腎疾患等の症状 製造した紅麹原料16.1トンを取引先に販売


*小林製薬
小林製薬が紅麹(紅こうじ)の問題について、これまでに26人の入院が確認されたと明らかにしました。

紅麹は食品添加物として使われているもので、日本酒や菓子類などに幅広く利用されています。

小林製薬の発表によると、紅麹を摂取した後に腎疾患のような症状が確認され、2024年3月24日の時点で26人が入院していたとのことです。
入院症例が確認された製造番号はX3017、H3047、H3037、H3027、H3017、H306。

また、2023年だけでも生産した紅麹の総量は18.5トンで、その内の16.1トンを子会社経由で取引先に販売したと伝えています。
予防的措置として全製品の回収を行っているとして、供給した52社と協力して回収作業を急いでいるとしていました。

ヨーロッパ(EU)でも紅麹の健康被害は確認されており、紅麹菌の「シトリニン」というカビ毒をつくる菌が腎臓の病気を引き起こすおそれがあるとされています。
そのため、EUだと紅麹は食品に添加するための健康基準値が定められ、分量が厳しく制限されていました。

 

小林製薬「紅麹」摂取後の入院26人に 回収商品の製造番号公表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240324/k10014401171000.html

「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社は25日、あらたに20人が入院していたことが判明したと発表しました。
この問題で入院が確認された人はあわせて26人となりました。

小林製薬
https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/2024/20240325/

入院症例数
上記の電話による情報提供などに基づき、2024年3月24日時点において、当社が把握している腎疾患等の入院症例数は以下のとおりです。

合計26件(検査入院を除く)
3月22日までに把握していた症例数(既に記者会見で発表した症例数):6件
3月22日以降新たに把握した症例数:20件

現在、多くのお客様からご連絡をいただいており、現時点で当社が把握している情報に依拠していることをご容赦ください。

 

 

関連過去記事

小林製薬の「紅こうじ」、健康被害で緊急回収へ!腎臓の病気を発症と報告 日本酒やサプリメントなどで52社が利用
https://johosokuhou.com/2024/03/25/73315/

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