*アメリカ地磁気観測所
先日に発生したX級の大規模な太陽フレアの乱れを地球上で観測しました。
3月25日から世界各地の地磁気観測所で今年一番の大きな磁気嵐を観測し、気象庁の地磁気観測所においても25日は最大規模の変動が継続中です。
X級の太陽フレアとセットでMクラスの太陽フレアが15連発していたことから、今の乱れは第一波である可能性が高く、この後に追加の太陽フレアが今日から明日にかけて地球と接触することになるでしょう。
強い太陽フレアの影響でオーロラも世界各地で観測されており、猛烈な磁気嵐によって虹色のカーテンが空に出現しています。
磁気嵐の発生によって地球の磁力やマントルの流れに影響が出るため、これから1週間程度は地震や噴火に注意が必要です。
また、3月25日から満月トリガーによって月の引力の影響が最大化していることもあり、磁気嵐との相乗効果でさらに地球の活動が刺激されることになると思われます。
世界各地で大きな災害が起きやすい環境が整っていると言え、当面は大地震や噴火などに警戒してください。
2024/ 3/25 11:59 更新
太陽風の強い乱れが到来し、磁気圏の活動が一時的に激しくなりました。担当 篠原
昨夜遅く、24日23時20分(世界時24日14時20分)頃に、
太陽風の急な強まりがACE衛星で観測されました。
速度は、550km/秒から800km/秒へ上がってかなり高速になり、
磁場強度は、7nTから20nT、
そして30nTとかなり強い状態になりました。
気象庁 地磁気観測所
https://www.kakioka-jma.go.jp/
満月カレンダー
https://www.arachne.jp/onlinecalendar/mangetsu/
月と地震の相関関係
https://www.ism.ac.jp/~ogata/Ssg/tric/openhouse_iwata.pdf
3614黒点群(上側)と3615黒点群(下側)でフレアが発生しています。X線の強度はX1.1に達しています。3614群が明るく輝くと、すぐに3615群も光り始めました。SDO衛星AIA131。 https://t.co/gs6rkU15LA pic.twitter.com/EXTFAQBfIA
— 宇宙天気ニュース (@swnews) March 23, 2024
While SOHO updates we can see the CME associated with AR13614 X1.1 solar flare in STEREO-A it appears to be a full halo. And a little bit like an angel. #Angel #CME #spaceweather https://t.co/l6i8EeNh8y pic.twitter.com/Lj6jvD7C6w
— Harlan Thomas (@theauroraguy) March 23, 2024
今朝は大きな太陽フレアが来てたようですね。 pic.twitter.com/Ad2NtEnbNV
— hobio5 (@jr3rdh) March 23, 2024
本当に調べる私🤣(ナマズじゃ無い方ね)
結論を述べるにはまだ早いが太陽フレアXクラスが24回あって2か月以内に震度5以上(大体M5位)が起きる確率は92%(3/23のは除く)
日本の地震の多さに改めてびっくりさせられた😅 pic.twitter.com/TIWdl3HAik
— たつのすけ (@S_Tatsunosuke) March 24, 2024
北海道よりも磁気緯度のだいぶ高いニュージーランドではオーロラが撮影できたようです。北海道からはギリギリ地平線の向こうだったかもしれないですかね。 https://t.co/EsNrGB4YDN pic.twitter.com/UXJSsbb0ao
— 片岡龍峰 (@ryuhokataoka) March 25, 2024
急始(衝撃波のスマッシュ)のΔHが、なんと100 nTくらいありますね。統計をとったことがありまして、この規模は10年に1回か2回という大規模イベントです→ https://t.co/LzsXqXsWqN pic.twitter.com/wREw5GDRXo
— 片岡龍峰 (@ryuhokataoka) March 25, 2024
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