*CBCNEWS
イスラエル軍はパレスチナ自治区のガザ地区南部から大半の地上部隊を撤収させたと発表しました。
最大の時期で10万人規模の軍勢がガザ地区に展開していましたが、現在は1個旅団のみの兵力だけとなっています。
これは4カ月間戦闘を続けた第98師団に休息を与えることなどが目的だとされ、依然としてイスラエル軍は南部ラファへの地上作戦は準備していると報道されていました。
ロイター通信の記事によると、イスラエル軍は部隊の撤収に合わせて、エジプトで行われる新たな停戦協議に代表団を派遣することも決定し、再び武装組織ハマスとの停戦協議が始まったとしています。
同時期にシリアのイラン大使館をイスラエル軍が攻撃したことも影響している可能性が高く、イスラエル軍が突然の撤収を決めた背景にはイランの報復攻撃に備える目的もありそうです。
アメリカ政府高官は今週中にもイランの報復攻撃があると警告しており、イランとイスラエル、ハマスの3勢力が睨み合っている情勢となっています。
[エルサレム/カイロ 7日 ロイター] – イスラエルは7日、パレスチナ自治区ガザ南部から1部隊を除く大半の兵士を撤退させたと発表した。軍報道官は人数や理由など詳細を明らかにしていないが、ガラント国防相は兵士らがガザでの将来の作戦に備えることになると述べた。
一方、イスラエルとイスラム組織ハマスはエジプトで行われる新たな停戦協議に代表団を派遣することを確認した。
イスラエルのメディア“ガザ地区南部から軍が部隊の大半撤収”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240407/k10014415251000.html
イスラエルのメディアは7日イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるガザ地区南部からイスラエル軍が一部の部隊を残し大半を撤収させたと報じました。
ただ、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは戦略上のもので南部ラファへの地上作戦の準備とみられるとしています。
イスラエルのメディアは7日、ガザ地区南部に展開していたイスラエル軍の部隊が一部を残して撤収したと報じました。
【速報】イスラエル軍 #ガザ 南部から多くが撤収
イスラエル軍報道官によると、ガザ地区南部ハンユニスから第98師団の撤収を完了したと明らかに。ガザ地区には1個旅団のみが残る状況か
▼4カ月間戦闘を続けた第98師団に休息を与えることなどが目的か@Station_sun pic.twitter.com/zlLC6K4T1a
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) April 7, 2024
イスラエルのメディア“ガザ地区南部から軍が部隊の大半撤収”
これはさすがにNHKも報道しました。https://t.co/1lnrJL84tx— Dr. Shintaro Sawayama (@sawayama0410) April 7, 2024
【速報】ロイター通信によると、イスラエル軍報道官はパレスチナ自治区ガザ南部から地上部隊の大半が撤収したと明らかにした https://t.co/4D4PAZHyBN
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) April 7, 2024
イスラエル軍の撤収は停戦への道筋なのか、それとも戦力再編なのか。ガザ紛争の性質を考えると戦力再編で後退する必要が無いので、とりあえずのアメリカ向けのポーズだけという可能性も。
— JSF (@rockfish31) April 7, 2024
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https://johosokuhou.com/2024/04/07/73551/
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