*防衛省
4月8日に海上自衛隊は空母化改修工事の第一段階を終えた護衛艦「かが」を報道公開しました。
護衛艦かがは大型の甲板を持っているヘリコプター搭載型の護衛艦で、戦闘爆撃機F35Bが発着艦できるように約2年間かけて甲板の耐熱化工事などを実施。
台形だった艦首の計上も長方形に変更され、海上自衛隊にとっても過去最大規模の改修工事となっています。
「かが」と同型の護衛艦「いずも」も空母化改修工事を行っている最中で、2年後には空母として完成する見通し。
F35Bはアメリカが中心に開発した新型のステルス戦闘機で、自衛隊も運用しているF35Aの垂直/短距離離着陸機型です。
空母や強襲揚陸艦に搭載することを前提に設計され、短い距離でも飛べるように特殊なノズルエンジンを搭載しています。
多用途戦闘機として対空攻撃から対地爆撃まで幅広いミッションに使用可能で、アメリカも空母にF35Bの飛行部隊を搭載することで攻撃能力を高めるとしていました。
一方で、政府や防衛省は「F35Bで構成する部隊を常時搭載することはなく、憲法上、保有が許されない攻撃型空母には当たらない」と説明し、かがやいずもの空母化は問題ないとしています。
護衛艦「かが」“空母化”改修一部終わり公開 戦闘機発着可に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240408/k10014415571000.html
海上自衛隊の大型護衛艦を事実上「空母化」するための改修が一部終わり、戦闘機の発着が可能となった甲板などが報道陣に公開されました。
防衛省は、海上自衛隊の大型護衛艦「かが」について、航空自衛隊のステルス戦闘機F35Bが発着できるよう、大規模な改修を2回行って、事実上「空母化」する計画です。
護衛艦「#かが」の第1回特別改造工事が令和6年3月29日に計画どおり完了しました。今年度、護衛艦「かが」は各種試験を実施予定です。今後も海上自衛隊は、「#いずも」型護衛艦におけるF-35Bの運用能力獲得に向け、所要の改造を計画的に進めて参ります。 pic.twitter.com/b8mtXSFNWU
— 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) April 6, 2024
本日、F-35Bの運用能力を持たせる改修を終えた護衛艦「かが」が報道関係者に公開されました pic.twitter.com/LJkCfkvs2k
— 深水千翔@海事ライター (@Ichipenmaritime) April 8, 2024
「空母化」護衛艦「かが」を公開 海自、第1段階の改修完了 呉を母港 戦闘機F35Bの運用に対応https://t.co/y83GoOOYi5
海上自衛隊が呉基地を母港とし、事実上の空母化に向けた第1段階の改修を終えた護衛艦「かが」を報道陣に公開しました。 pic.twitter.com/fYiQ4DzkGG
— 中国新聞 (@ChugokuShimbun) April 8, 2024
改修終えた「かが」初公開 F35搭載で艦首変更、空母化へ◆海自https://t.co/ptkCa1wT1V
海上自衛隊は、ステルス戦闘機「F35B」の運用に向けた1次改修を終えた護衛艦「かが」を報道公開しました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) April 8, 2024
海自の護衛艦「かが」大規模改修で飛行甲板が長方形に…事実上の空母化で「F35B」発着艦にhttps://t.co/ykHqrzGpEt#ニュース
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) April 8, 2024
海上自衛隊は8日、ステルス戦闘機「F35B」の運用に向けた1次改修を終えた護衛艦「かが」を報道公開しました。F35Bが発着艦できるよう約2年間かけて甲板を耐熱化し、台形だった艦首の形状も長方形に変更されました。「空母化」に向けた改修で、完了後の公開は初。 #海上自衛隊 #「かが」 pic.twitter.com/16nLAQiv4K
— 時事通信映像ニュース (@jiji_images) April 8, 2024
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