GPS全電子数マップだと、先日から平時よりも高い傾向が見られ、特に西日本の観測地点で真っ赤になるほどの大きな変化を観測。
鹿児島県や沖縄県の観測所でやや大きな変動があったことから、当面はマグニチュード6前後程度の地震が発生する可能性がありそうです。
また、太陽フレアもM2.0やM3.6などの中規模フレアが頻発中で、一部が近い内に地球と接触すると予想されています。
かつて東日本大震災や能登半島地震でも上空の電子数が急上昇しており、京都大の最新研究でもそのメカニズムまである程度分かってきました。
必ずしも電子数の急上昇で即座に大きな地震が起きるわけではありませんが、当面は震度5程度の地震が急に発生するかもしれないと思って備えたほうが良さそうです。
GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ
https://aer-nc-web.nict.go.jp/GPS/QR_GEONET/
電離圏領域
https://swc.nict.go.jp/forecast/ionosphere.html
2024/ 4/25 12:20 更新
フレアの発生が続いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。担当 篠原
太陽では、フレアの発生が続いています。
南西の端(右下)に近付いた3645黒点群では、
C6.9、M1.4、M2.0などの小、中規模フレアが発生し、
北西側(右上)の3648群では、
C5.7、C4.0などの小規模フレアが発生しています。全体として、西側の領域が活発で、
この後、これらが西の端に沈んで行くと、
太陽は穏やかになりそうです。
関連過去記事
大地震直前に空で異変、京都大が前兆現象の仕組み解明!能登半島地震でも電離層異常を確認 「微小な振動で高温となって帯電」
https://johosokuhou.com/2024/04/23/73864/
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