NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報だと、5月3日の昼頃に規模としては最大を意味しているX級のX1.6太陽フレアが発生したとのことです。
その直後にも中規模サイズのM4.5太陽フレアが発生しており、大型フレアが短期間で連続発生しています。
同じくNASAが提供している太陽フレアの予測情報では、5月5日夜にこの太陽フレアの猛烈な乱れが地球と接触する見通しで、今年最大規模の磁気嵐や太陽風が到達する恐れがあるとされていました。
先日にはM9.5の強い太陽フレアが発生したばかりですが、それをさらに超えるような大型太陽フレアが発生したことに緊張感が高まっています。
強い太陽フレアは地球上の自然活動を刺激し、地震や噴火の頻度も高めることが多いです。
太陽フレアの接触後は地震や噴火の増加にも警戒が必要だと言え、電波障害や電子機器の異常、ネットワークエラー(前にはNTTやAUの通信障害が発生)などに注意してください。
NASA太陽フレア進路情報
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
2024/ 5/ 3 07:27 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。担当 篠原
太陽風の磁場の強まりが続いています。
昨日のニュース以降も10nT近い強まりが続いていましたが、
2日22時半(世界時2日13時半)頃に、
20nTに達する強まりが到来しています。速度も高まる変化が見られ、
350km/秒と低速の状態から、
平均的な速度ですが、400〜450km/秒へ変化しています。
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