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公益通報した和歌山市職員が自殺、処分職員と同フロアに配置と発表 「上司から書類の捏造を求められた」


和歌山市で公益通報を行った男性職員がその後に処分職員と同じフロアへの移動を命じられ、自殺に追い込まれたことがわかりました。

これは共同通信社が報道した情報で、当時20代の男性職員は不正支出があった市内の児童館への補助金申請を担う青少年課に在籍し、「上司から書類の捏造を求められ、心身に不調が生じた」として公益通報を行ったとのことです。
公益通報の後に男性職員は復職するのも、処分を受けた職員と同じフロアに配置され、2020年6月に自殺。
男性の遺族は。公益通報者への配慮が欠けていたとして、公務災害認定や第三者委員会での真相解明を求め、市に再発防止や対応の強化を行うように要請しています。

和歌山市の児童館不正問題では計1900万円の不正支出があり、当時の担当者ら15人の処分が決定していました。

いわゆる報復人事で意図的に公益通報者の男性職員と対象職員を同じフロアに配備したとも見られ、ネット上でも和歌山市の対応に批判の声が噴出しています。

 

公益通報した和歌山市職員が自殺 処分受けた職員と同フロアに配置
https://nordot.app/1163040077475562418?c=39550187727945729

2020年に和歌山市の職員十数人が処分された不正支出を巡り、公益通報した男性職員が自殺していたと男性遺族の支援団体が14日、記者会見で明らかにした。公益通報者への配慮が欠けていたとして、公務災害認定や第三者委員会での真相解明を求める。

団体によると、当時20代の男性職員は、不正支出があった市内の児童館への補助金申請を担う青少年課に在籍。18年6月、「上司から書類の捏造を求められ、心身に不調が生じた」として休職し8月に公益通報した。

男性職員は18年10月に復職したが、20年6月に自殺。同年に遺族が公務災害認定を請求したが、今年の1月に棄却された。遺族は今月13日、不服を申し立てた。

 

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