*岸田首相
7月1日に岸田文雄首相が能登半島地震の被災地を訪問しました。
岸田首相は観光地として有名な和倉温泉などを視察し、公式SNSを通して「能登の復興のためには和倉温泉の復興、ホテルや旅館などの営業再開が必要不可欠です。国としても前面に出て支援して参ります」「国の現地事務所や自治体の第一線で活動する職員が、課題を速やかに把握し、タイムラグなく情報共有し、フレキシブルに意思決定を行いながら、スピード感を持って実行する」と述べ、被災地の復旧復興を急ぐとしています。
しかしながら、この半年間で能登半島地震の被災地は復旧復興が全く進んでおらず、能登半島だけで110を超える事業所が廃業になりました。
瓦礫の撤去作業も工事事業者の人手不足や資金不足問題などから動きが無く、依然として各地で大きな瓦礫や壊れた住宅が野ざらし状態になっています。
岸田首相は仮設住宅の設置や公費による家屋解体を急ぐとしていますが、何処まで現地に反映されるのか疑問があり、ネット上でも岸田首相の対応が遅いとして反発や不満の声が飛び交っていました。
能登半島地震から半年…復旧復興はなぜ進まないのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a73cb3a1061c19239af522f35c40750308a3c44
地震後、能登半島では110を超える事業所が廃業になった。この先、能登はどうなるのか。
去年7月にオープンしたベーグル店「こめとわとベーグル」(石川・輪島市)は、地元の米粉で作ったもっちりしたベーグルと日本海を望む絶景がウリで、観光客の人気を博していた。しかし、能登半島地震で目の前の崖が崩れ落ち、地滑りの危険があることから立ち退きを余儀なくされる可能性がある。
信用金庫からの借入額は3000万円で、オーナーの山下祐介さんは「スタートしてすぐに地震が発生し、全てが狂った」と話すが、被害は店だけではなかった。
山下さんの本業は米農家だが、田んぼの多くが地割れしてしまい、水が引けなくなってしまったのだ。今年は2割しか田植えができなかったという。
能登半島は和倉温泉の視察に参りました。
和倉温泉は能登半島の観光の中心地であり、「おもてなし日本一」で有名な加賀屋がある地でもあります。
能登の復興のためには和倉温泉の復興、ホテルや旅館などの営業再開が必要不可欠です。
国としても前面に出て支援して参ります。 pic.twitter.com/S1pkHmT7zc— 岸田文雄 (@kishida230) July 1, 2024
被災地の能登に「能登創造的復興タスクフォース」を創設します。
災害の復旧・復興支援については、家屋の公費解体や、道路・港湾の復旧、生業の再建など、関係省庁や自治体が多岐にわたる課題が残っています。
国・県・市町が緊密に連携し、こうした課題を解決する。この取組の目的です。 pic.twitter.com/Zi92uPdnyu
— 岸田文雄 (@kishida230) July 1, 2024
石川県が先週策定した「創造的復興プラン」の実行が重要課題となります。
国の現地事務所や自治体の第一線で活動する職員が、課題を速やかに把握し、タイムラグなく情報共有し、フレキシブルに意思決定を行いながら、スピード感を持って実行する。 pic.twitter.com/53i4wILcOJ
— 岸田文雄 (@kishida230) July 1, 2024
各組織から職員が現地に集い、国・県・市町の緊密な連携を図る枠組みが、この 「能登創造的復興タスクフォース」です。
メンバーは国交省・農水省・経産省・環境省・厚労省・総務省・UR都市機構・石川県・輪島市・珠洲市・能登町・穴水町・七尾市・志賀町。
今後も必要に応じ追加で参画を要請します。 pic.twitter.com/tUht4EBc8R— 岸田文雄 (@kishida230) July 1, 2024
能登の地震から半年経った。復興どころか瓦礫やゴミがそのまま残っていて、呆然とする。高齢化、過疎化、資材や人手不足は分かっているが、それにしてもあんまりだ。災害時にどうすべきかを知っているのに動きがない。国力が落ちたことを実感させられ、つらい。そうなんだ。日本はここまで落ちたんだ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) July 1, 2024
今日で #能登半島地震 発災からちょうど半年が経ちます。そんな中、先日訪れた奥能登絶景街道が千年街道に大きく変化するのを目の当たりにし、現状を打破するため新しい観光資源として活かせないか期待しています。写真は、揚げ浜塩田の海岸に佇む僧侶。なにかを祈っているようにも見えました。合掌。 pic.twitter.com/5kJSfDlxmW
— kensei (@kenseidigi1) July 1, 2024
能登半島地震から約半年が経ちましたが、まだまだ復興が進んでいないという話を聞きます。この地震で浮き彫りになった「地方の課題」と「政治の課題」を明確にさせていく必要があると思い、石川県能登半島に来ました。実際に、被災者の方々がどういった部分に困っているのか、何が必要なのかを聞いてき… pic.twitter.com/agjjJN4NNQ
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 29, 2024
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