*BBC
7月31日にイランの首都テヘランでパレスチナ系のイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害されたことを受けて、イランの最高指導者であるハメネイ師がイスラエルへの報復を宣言しました。
毎日新聞の記事によると、ハメネイ師は声明を通してイスラエルによる攻撃だと断定した上で、「シオニスト体制(イスラエル)は我々の家で客人を殉教させ、自ら厳しい処罰への下地を整えた」と述べ、イラン領内で起きた事件に報復するのは義務だと強調。
何らかの報復攻撃をイスラエルに行う方針だと示し、今回の攻撃に対するイランとしての見解を正式に発表しました。
国連のグテーレス事務総長も「ガザ地区での停戦や人質の解放などに向けたあらゆる努力が必要ないま、目の当たりにした攻撃で危険は増している」などと懸念を表明しており、イスラエルの暗殺攻撃に国際的な批判が強まっています。
ただ、イスラエル側は事実関係を全く認めておらず、一連の暗殺事件にはコメントを一切出していない状態が続いているところです。
イランとイスラエルの全面戦争を懸念する声も多く、パレスチナ紛争が大規模な中東戦争に発展する可能性が高まっています。
ハマス最高幹部殺害 国連事務総長も声明 国際社会からは懸念
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014532631000.html
イスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスのハニーヤ最高幹部が訪問先のイランで殺害されたことを受け、国連のグテーレス事務総長が「危険は増している」とする声明を出すなど、国際社会から情勢のさらなる悪化を懸念する声が出ています。
ハハニヤ氏暗殺 イラン最高指導者、イスラエルへの「報復」宣言
https://mainichi.jp/articles/20240731/k00/00m/030/254000c
イランの首都テヘランで31日、パレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、イラン最高指導者のハメネイ師は同日、声明を出し、イスラエルに対する報復を宣言した。イランメディアが伝えた。
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