この1週間で発生した記録的な大暴落により、日経平均株価は4万2000円台から6000円近くも吹き飛ぶことになりましたが、この暴落はまだ序章に過ぎない可能性が浮上しています。
一連の株価暴落と円高によって、昨年から続いていた40年ぶりの逆イールドカーブ現象(長期と短期債権の利回りが逆転する現象)が解消されつつあり、過去の相場や逆イールドカーブ現象の事例から解消後に本格的な大暴落が発生しているのです。
逆イールドカーブは世界恐慌の予兆を示す現象とも言われ、歪んでしまった経済状況が長期化していることを示すものだと言われています。
コロナ危機に欧米諸国はバラ撒き政策と利上げラッシュを行った結果、いわゆる強引な形での好景気と経済成長を誘発する事になりました。
これにウクライナ戦争など複数の要因が積み重なり、世界経済の歪みがさらに拡大。
景気後退(リセッション)の予兆とされる逆イールドカーブ現象に外れはほぼ無く、過去の世界恐慌や経済危機もほぼ的中しています。
1~2年程度のタイムラグはありますが、状況的にも日銀の利上げとアメリカの利下げによってこの景気後退(リセッション)の流れは確定的になる可能性が極めて高いです。
米国債のイールドカーブを使ったFRBのモデルだと、今後1年以内に景気後退が起きる可能性は52%で、この確率が30%を超えると2年以内にアメリカ経済は大規模なショックが起きています。
既に逆イールドカーブは人類史で未踏なほどの規模であり、ここから起きる経済危機や暴落は世界恐慌レベルの大津波になるということです。
景気後退のソフトランディングを狙って調整できるとの意見も専門家の間では聞こえてきますが、過去に大規模な世界恐慌や経済危機をコントロール出来た事例はほぼありません。
少なくとも様々な統計や指標、データが次の大暴落や経済危機の発生を示唆しているのは間違いなく、次の景気後退は今起きるかどうかの段階にまで動き出したと言えるでしょう。
現在の米イールドカーブ
金利メチャ低下。
金利の高さ
2年>10年>3年
3.945>3.814>3.757
に。
逆イールドと言われる10-2年差も縮小。 pic.twitter.com/GOVwSXDMnQ— 京都ーFIAT通貨毀損(円は筆頭格) (@moto_semicon) August 2, 2024
米イールドカーブが解消しつつある。
米利下げ開始は
FRBが「景気悪化」を認めた証なので株価大暴落も来るし、実際景気が悪化する
今回逆イールドがめちゃくちゃ長く深かったので
世界恐慌レベルの大不況が来る確率高い。なので日銀の利上げも長続きせず
またゼロ金利に戻ると予想。 pic.twitter.com/yLF27rBYKg— 京都ーFIAT通貨毀損(円は筆頭格) (@moto_semicon) July 29, 2024
米2年債と10年債の利回り差が急速に縮小しています。今にも逆イールドが解消されそうな勢い。ドル円も円が買われまくっており、148円割れ。歴史が繰り返すのであれば、リセッションは『逆イールドが解消した後』にやってきます。。。
— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) August 2, 2024
遂に米国債の20年債が30年債より金利が下がろうとして来ていて、逆イールドカーブも解消に向かって進んでる👀#米国債 $TLT $EDV $TMF pic.twitter.com/Einnhyocl5
— ごろ鯛(たい)🐟️@🇺🇸FANG+で新NISAつみたて投資 (@glglsti2019) August 2, 2024
これは作り話ではありません:
6月と5月の雇用統計は、さらに29,000人減と下方修正されたばかりだ。
ZeroHedgeによると、過去6回の雇用統計のうち5回が下方修正された。
実際、過去 14 回の雇用統計のうち 10 回が下方修正されています。 https://t.co/jo63WnsHUY
— 石原順(西山孝四郎) (@ishiharajun) August 2, 2024
雇用統計はデザスターですね。完全に景気後退モードに入りました。詳しいレポートを後ほどノートでリリースします。 pic.twitter.com/vKbKZttNzH
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) August 2, 2024
米国債のイールドカーブを使ったFRBのモデルによると、今後1年以内に景気後退が起こる確率は52%である。過去40年間、この確率が30%を超えると米国経済は2年以内に景気後退に見舞われてきた。イールドカーブは700日以上の逆イールドで史上最長の長さである。ソフトランディングは難しいかもしれない。 pic.twitter.com/atNTKzLNcn
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) June 22, 2024
景気後退懸念の米国ダウの3倍日経平均先物が大暴落。
つい先日まで42000円だったのに6000円近く吹っ飛んだ。
まさに植田ショック。世界が金利下げを検討の経済状況の中、
場違いな金利上げと発言をした植田日銀総裁が馬鹿すぎる。
徹底的に売り込まれてきてる。学者に経済を任せるなよ。。 pic.twitter.com/jVEm29Gi21
— 湾岸ターミナル豊洲 (@77777AAAAAA77) August 1, 2024
100年前の世界恐慌時のNYダウの見やすいチャートがありましたのでご紹介します。
1929年8月400ドル近い最高値から40ドル近い最安値まで3年近く下がり続けました。
40ドルは1933年から35年以上も前の1897年頃に付けた高値です。… pic.twitter.com/CgkQGL9Na0— PureVoiceMusic 野元拓朗 (@obUQ7sUlb67ifGF) August 2, 2024
1929年の世界恐慌対2024年現在⁉️ 🗻ジェットコースター🎢というよりもフリーホール⤵️⤵️という感じになるのね🎵😆🎵 pic.twitter.com/jusR5OD2nN
— リヨン🗣️🗣️🗣️🎵🛸🏰🌺✡️❤️ (@5Yx4282jQnhEJUw) August 2, 2024
何回も言ってますけど、去年の段階でアメリカの銀行は5つもつぶれています。
大統領選のために無理やり好景気に見せているだけで景気はもうとっくに死んでいます。
大統領選後にわかりますけど、高金利を長引かせた分、とんでもない大リセッションが来ますよ。 https://t.co/M4XdZ50Sz4— Lisaちゃん@PC自作 (@KotoriKanase) August 2, 2024
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