*BBC
先日にイランの首都でイスラム組織ハマスの最高幹部が殺害された問題で、アメリカのブリンケン国務長官が早ければ48時間以内にもイランによるイスラエルへの報復攻撃が実施される可能性があると報告しました。
イランはイスラエルの攻撃だと断定しており、イラン革命防衛隊の公式声明で「殉教者ハニヤ氏の血に報いることは確実であり、テロリストであるシオニスト政権はしかるべき時・場所・方法で、今回の犯罪に対する厳しい罰を受け取ることになるだろう」とコメント。
NHKの記事によると、アメリカのブリンケン国務長官がG7(主要7か国)の外相に対し、イランのイスラエルへの報復攻撃が早ければ24時間から48時間以内に始まる可能性があると伝え、各国政府に警戒を促したとのことです。
この前のシリア大使館空爆に続いて2度目の攻撃だけに、イラン側も前回を超える報復攻撃を行う可能性が高く、イランとイスラエルが全面戦争となるリスクが急上昇しています。
イスラエル側もヒズボラの殲滅を視野に入れた大規模な軍事作戦を想定しているの話があり、中東でかつて無いほどに全面戦争の危機が高まっていると言えるでしょう。
米国務長官 イラン側の報復攻撃 “早ければ24~48時間以内か”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240805/k10014537421000.html
イスラム組織ハマスの最高幹部が殺害されたことなどを受けてアメリカのニュースサイトは、ブリンケン国務長官がG7=主要7か国の外相に対し、イラン側によるイスラエルへの報復攻撃が早ければ24時間から48時間以内に始まる可能性があると伝えたと報じました。
レバノン全土にレベル4の「退避勧告」 中東での緊張高まり受け
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240805/k10014537621000.html
中東での緊張の高まりを受けて、外務省は5日、イスラエルに隣接するレバノンの危険情報を引き上げ、全土を対象に最も高いレベル4の「退避勧告」を出しました。
中東情勢をめぐっては、イスラム組織ハマスの最高幹部の殺害を受けて、イランによるイスラエルへの報復攻撃が懸念されているほか、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍との間で攻撃の応酬が激化しています。
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