*磁気嵐観測所
地球の各地で猛烈な磁気嵐と太陽風の乱れを観測しています。
8月9日に発生したX1.3の大規模な太陽フレアや強い太陽風が続々と地球に接触し、8月12日午前から世界各地で非常に大きな磁気嵐を観測。
磁場強度が一気に強まった状態が続き、後続の太陽フレアも複数接近していることから、しばらくは強い磁気嵐状態が続きそうです。
強い太陽フレアの接触後は地球全体がいわゆる電磁磁石のようになり、地殻変動や災害が起きやすくなります。
宇宙線が地球の内部活動を刺激するという話もあることから、磁気嵐が収まるまでは地震や噴火、その他の災害に普段よりも注意してください。
2024/ 8/12 09:29 更新
太陽風の速度と磁場強度が高まっています。担当 篠原
太陽風は、急な変化は到来しませんでしたが、
速度と磁場強度は高まっています。速度は、昨日の昼頃から470km/秒とやや高速になり、
今朝早くから更に高まって、
現在は500km/秒と高速になっています。
磁場強度は、昨日の午後に20nTへ強まり、
その後も、15〜20nTと強まった状態で推移しています。
NASA太陽フレア予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
【大規模磁束の出現】
ひので衛星による磁場分布画像です。白がN極、黒がS極です。出現した小さな黒点集まって大きな黒点が形成される過程で、白と黒が渦を巻くように「こすれ合って」います。ここで磁場エネルギーが蓄積しフレアが発生すると考えられています。#夏の太陽特集 pic.twitter.com/1srIhVidJv— 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト | Solar Sci. Observatory, NAOJ (@naoj_taiyo) August 11, 2024
観測機3はプレート境界周辺や中央構造線周辺の前兆反応を捉えています
8月12日(月)今日非常に大きな反応が出現しています、発生後より日にちが経過していますので次の地震に警戒が必要なパターンです
今から数週間はM7前後の地震に警戒してください pic.twitter.com/mPyCN25bap— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) August 12, 2024
観測機1は日本列島全域と周辺を捉えています
昨日11日の深夜に75000を超える反応が朝まで長時間出ていました、今夜も75000近い反応が今出現中です、今夜更に大きな反応が出現してきたら更に大きな地震に警戒が必要です… pic.twitter.com/TfsqPgsADh— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) August 11, 2024
【本日の太陽】2024-8-11のHα線全面像
活動領域13777、13780が活発な状態です。Mクラスフレアが数回観測され、プラージュもひときわ明るく見えています。13780の南東と東リム付近に新たな活動領域が出現し始めています。
北西のプロミネンスはいまだ健在、北半球のフィラメントも目立ちます。#太陽 pic.twitter.com/FajPZ6P8co— 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト | Solar Sci. Observatory, NAOJ (@naoj_taiyo) August 11, 2024
8月12日朝の太陽。13780の黒点はやや縮小傾向となっているようだが、相変わらず活発にフレアを発生中!。東半球の13784が急速に成長中で、目のいい人なら肉眼で見えるか? という大きさになった。#Solarobservation #太陽観察 pic.twitter.com/qQnVYG6WSv
— 東京荻窪天文台 (@halley_7898) August 12, 2024
太陽フレアとオーロラがセットで語られてるのしっくりきてないやつ15秒これ見ろ
pic.twitter.com/icmcS6jPbj— 佐々木亮@恒星フレア (@_ryo_astro) May 11, 2024
太陽フレアの雨 pic.twitter.com/lGdn7owV45
— 佐々木亮@恒星フレア (@_ryo_astro) August 5, 2024
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