*東電
東京電力は福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料取り出し作業について、早ければ来週にも作業を再開する見通しだと発表しました。
東京電力の発表によると、今回の2号機の取り出し作業が中止となった原因は協力企業が接続したパイプの並び順を東電が一度も確認しておらず、それによってトラブルが悪化。
今後は作業の準備段階から確認を徹底するなどして再発防止を図るとしていました。
当初の予定だと8月22日に始まる予定でしたが、パイプ装置のトラブルから来週に作業再開の時期を変更するとしています。
ただ、肝心の溶けた核燃料(デブリ)の取り出し作業は何処まで出来るのか分かっておらず、実際に取り出すことが出来るのはスプーン一杯程度ではないかとも言われているほどです。
さらに核燃料デブリの中心付近がどの程度の放射線量となっているのか推定値しか無く、それと接触した後に機材が耐えれるのかどうかやってみるまで分かっていません。
福島第一原発 デブリ取り出し延期 パイプの並び順確認せず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014568811000.html
先月、福島第一原子力発電所で核燃料デブリの試験的な取り出しが、装置を押し込むパイプの並べ方を誤るミスにより延期された問題で、ことし7月にパイプが並べられたあと1か月近くのあいだ、東京電力と作業の元請け企業が、一度も現場で並び順を確認していなかったことが関係者への取材でわかりました。
福島第一原発2号機では、先月22日、事故後初めて、溶け落ちた核燃料デブリの試験的な取り出しに着手する計画でしたが、装置の取り付けミスにより、直前で延期されました。
取り出し装置は伸縮する細いパイプ状のもので、格納容器の中まで別のパイプで押し込む仕組みになっていますが、5本ある押し込み用のパイプの並び順が誤っていました。
デブリ取り出し、来週にも再開 パイプ並び順、一度も確認せず―東電が原因公表・福島第1原発
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024090500152&g=eco
東京電力は5日、福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しが中断された問題で、早ければ来週にも作業を再開する見通しを示した。原因となった装置の取り付けミスに関しては、協力企業が接続したパイプの並び順を東電が一度も確認していなかったとする調査結果を公表。今後は作業の準備段階から確認するなどして再発防止を図るとした。
パイプ並び順、一度も確認せず 来週にもデブリ取り出し再開―東電が原因公表・福島第1原発 https://t.co/UodVgH7S0Z
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) September 5, 2024
【“デブリ取り出し装置 設置ミス” 調査結果を経産省に報告】
福島第一原発で核燃料デブリの試験的な取り出しが延期された問題で、東京電力は、4日、準備作業での確認が不十分だったことなどが原因だったとする調査結果を経済産業省に報告しました。#福島NEWSWEBhttps://t.co/XKuxDgoqZH
— NHK福島放送局 (@nhk_fukushima) September 5, 2024
福島第1原発デブリ作業ミス「手順確認が十分でなかった」 東京電力社長が斎藤健経産相に原因を報告https://t.co/Bh5jjz4Ai4
東京新聞 TOKYO Web— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) September 4, 2024
やった。13年間、待ちに待ったデブリの耳かき 3グラム以下の取り出し。
「順調にいけば来週」に始まる!!福島第一原発・燃料デブリ取り出し 早ければ来週にも再開 作業員がパイプ順番ミスで中断 | TBS NEWS DIG (1ページ) https://t.co/wjSVp5YSYi
— エリック C (@x__ok) September 5, 2024
みんな大切なこと忘れてるよ。崩壊した原子炉からデブリを取りだす作業真っ最中の福島第1原発が、また震度7規模の地震に見舞われたときどうなるのか、誰にもわかっとらんのよ?原発は安全ですか?答えはノーです。安全とは、安全であることが確実視されるときのみいえる。
— いやしい豚でございます (@bikeandriding) January 3, 2024
一度に出せるのは「耳かき1杯」…福島第1原発のデブリ取り出しが準備段階で直面する「想定外」
東京電力福島第1原発事故で、2号機原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しが、大幅な計画見直しを迫られつつある
東京新聞 TOKYO Web https://t.co/otwzhKw9FD
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) October 22, 2023
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