*東電
福島第一原発2号機で行われている溶け落ちた核燃料デブリの取り出し作業で、再び機材に不具合が発生して作業が中断となりました。
東京電力の発表によると、核燃料デブリの取り出し装置の先端部分に設置されている確認用のカメラで映像が十分に確認できない不具合が発生し、予定していた作業を取り止めることになったとのことです。
カメラが故障した原因は不明で、9月18日以降の作業は最下位の見通しが立っていないとされています。
溶けた落ちた核燃料の取り出し作業は過去に例がなく、前にも投入したロボットが高線量の放射線によってそのまま機能停止するトラブルが起きていました。
今回も高い放射線によって機材や電子機器が破壊・破損してしまった可能性があり、東電が予定していた今週中に核燃料デブリを掴むという予定は大きく見直しになりそうです。
福島第一原発 デブリ取り出し カメラ不具合で作業実施できず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583751000.html
福島第一原子力発電所で、9月10日から始まった核燃料デブリの試験的な取り出しで、東京電力は、17日、装置につけられたカメラの映像が十分確認できない不具合が発生し、予定していた作業を実施できなかったと発表しました。東京電力は原因を調べていて、18日以降の作業の見通しは立っていないということです。
福島第一原発の2号機では、9月10日から、事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリの試験的な取り出しが初めて行われています。
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