９月２３日にロシア軍のＩＬ―３８哨戒機が１３時台から１５時台にかけて、３度にわたり北海道礼文島北方の領海上空を侵犯し、航空自衛隊の戦闘機が警告のために「フレア」と呼ばれる熱と光を放つ装置を初めて使用したことがわかりました。
防衛省の発表によると、領空侵犯を行ったのはロシア空軍の哨戒機ＩＬ―３８で、北海道北部の礼文島付近を3回も領空侵犯したとのことです。
このロシア軍機は「ウエポンベイ」と呼ばれる爆弾倉の扉を開けたまま飛行しているのが確認され、何らかの物体を日本近海に投下しようとしていた可能性があると見られています。
スクランブル(緊急発進)した航空自衛隊の戦闘機は、領空に近づかないよう無線で呼びかけましたが、哨戒機はその後も礼文島周辺などでじぐざぐに飛行を続け、3回目の領空侵犯において航空自衛隊の戦闘機が「フレア」を発射して警告。
自衛隊が領空侵犯への対応でフレアを使用したのは今回が初めてで、それほどまでにロシア軍機の行動は異常だったとされています。
先月にも九州地方で中国軍の偵察機が領空侵犯を行ったばかりで、中国とロシアが連携して日本近海の情報収集活動を行っている可能性もありそうです。
防衛省
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2024/09/23a.html
ロシア軍哨戒機が領空侵犯 自衛隊戦闘機は警告でフレア初使用
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240923/k10014589881000.html
防衛省は23日午後、ロシア軍の哨戒機1機が北海道礼文島付近で3回にわたって日本の領空を侵犯したと発表しました。
対応した航空自衛隊の戦闘機が警告のために「フレア」と呼ばれる熱と光を放つ装置を初めて使用したということです。
防衛省はロシアに対し極めて厳重に抗議するとともに、警戒と監視を続けています。
ロシア機が領空侵犯
ウエポンベイを開けている航空自衛隊機は
射撃回避対策に初のフレア放出で警告林官房長官「極めて遺憾」
戦争反対だけで対峙できない時代か… pic.twitter.com/s0cTr42S1A
— ガッテム竹内(元ハガキ職人)in音漏れ隊 (@gtt214214) September 23, 2024
#領空侵犯
🇷🇺哨戒機が北海道の礼文島付近で日本の領空を3回侵犯した際、航空自衛隊の戦闘機が初めてフレアを使用して警告を行った。フレアを使用するのはロックオンされミサイルが発射された時だが、この🇷🇺のIl-38対潜哨戒機の翼には自衛隊機を撃墜するようなミサイルは搭載されていない。… pic.twitter.com/ZETIbhnprg
— マリアンヌ独恋 BOT (@marianne_dokkoi) September 24, 2024
ちなみに、フレアてのはこれ。
動画は米軍が中国に警告した時だけど、警告だけじゃなく撃墜したらよかったのにな。舐めやがってロシア機が領空侵犯、航空自衛隊機が初のフレアによる警告 pic.twitter.com/zJ5jC8jjos
— 井戸端ステーション (@idobata_station) September 23, 2024
えぇ…IL-38, ウエポンベイ開けたまま領空侵犯ですか
過去の政府答弁において、緊急避難の要件に準じて武器使用が可能な場合として爆撃機が爆弾倉の扉を開けて爆弾を投下しようとしているケースなどが挙げられていたのを思い出しますが…… pic.twitter.com/qBnWh04GAP
— おろし🦈 (@oroshi_tea) September 23, 2024
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