10月3日21時ごろに太陽でX9.0クラスの大規模な太陽フレアが発生しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測発表によると、この太陽フレアは地球の真正面方向で発生しており、現在の進路予想だと10月5日以降に地球と正面衝突する可能性が高いとのことです。
太陽フレアのピークは10月5日夜から10月6日午前になると予想され、北海道や東北地方など日本各地でオーロラが目視で確認できるほどの規模となるかもしれません。
X9.0は過去7年間で最も巨大な太陽フレアで、今年5月にオーロラを発生させた太陽フレアよりも規模が大きいです。
先日にはX7.1の大規模な太陽フレアが発生しており、2日連続の巨大フレアは異例中の異例。
今年から太陽は最も活動が活発な極大期に突入していることから、いよいよ太陽活動が本格的に強まったのではないかと見られています。
通信障害やシステム障害、大規模停電に注意が必要で、同時に地球環境や地球の磁力にも影響を及ぼすことから、災害や地震、噴火の頻発にも当面は警戒してください。
担当 篠原
昨日の朝のX7.1大規模フレアに伴って発生した
CME(コロナ質量放出)について、
SOHO衛星LASCO C2、C3とSTEREO Ahead衛星COR2の
より長い時間の動画を掲載します。ただ、SOHO衛星はこの後の画像が欠けていて、
C3では途中までの広がりになっています。
この点では、STEREO Ahead衛星の方が
全体の様子が分かりやすいかもしれません。
NASA太陽フレア進路予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
【速報】
本日21:18(世界時12:18)活動領域13842でX9.0の大規模フレアが発生しました。同領域では今月1日にX7.1が発生しており極めて活発な状態です。動画はNASAのSDO衛星が極端紫外線で撮影したものです。(Courtesy of NASA/SDO and the AIA, EVE, and HMI science teams.”)#太陽フレア pic.twitter.com/hlwCkdNpsW
— 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト | Solar Sci. Observatory, NAOJ (@naoj_taiyo) October 3, 2024
太陽フレアとオーロラがセットで語られてるのしっくりきてないやつ15秒これ見ろ
pic.twitter.com/icmcS6jPbj— 佐々木亮@恒星フレア (@_ryo_astro) May 11, 2024
【太陽活動情報】
太陽フレア:X9.0
大規模フレアが噴きました。
7年ぶりの大規模フレアです。
地球正面で噴いた為大規模な磁気嵐が発生する可能性が高いです。
通信障害、システム障害、大規模停電に注意が必要です。
また、地震が誘発される可能性もあります。
くれぐれもご注意下さい。 pic.twitter.com/XhS5dayYjo— Disaster warning account 災害警鐘アカウント (@JISINNIKANSIN) October 3, 2024
X9フレアのCME
STEREO-Aは少し西側から太陽を見ている関係で東に偏ってみえるけどfull haloになっていて、地球からだとほとんど正面から来るような形になっている
低緯度オーロラが観測できるような磁気嵐になる可能性が高い pic.twitter.com/D8ZIdKMbiw— sdn (@kmn_terr) October 3, 2024
2017年6月以来の大規模な太陽フレアが「地球の真正面で発生」したそうで
・北海道でオーロラ
・大規模な磁気嵐による通信機器への影響
・GPSを含めた衛星機器への影響
・スマートフォンやパソコンなどの大規模通信障害
・航空機などの影響
などがここ数日に発生する確率が極めて高くなるそうで。 https://t.co/Zu0hxVM4SX pic.twitter.com/07gGFiJ5Wh— ルーファス。 (@chaunen_roofas) October 3, 2024
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