先日に発生した今年最大となるX9.0の太陽フレアですが、その太陽風の乱れが徐々に地球へと接近しています。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、今夜から明日昼にかけて太陽風の乱れが地球と接触する見通しで、これから本格的な太陽フレアの乱れが地球に到達することになるでしょう。
今年5月に世界各地でオーロラを観測した巨大フレアよりも更に規模は大きく、7年ぶりとなる超巨大太陽フレアです。
オーロラ以外にも様々な自然現象や災害を誘発する恐れがあり、同時に通信障害や電子機器の故障、停電にも注意してください。
すでに太陽フレアの第一波を観測中で、これから数日ほどは太陽フレアの強い乱れが続くことになりそうです。
地震や噴火の発生頻度も高まるため、引き続き地殻変動にも警戒するようにお願い致します。
NASA太陽フレア予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/10/ 5 09:52 更新
太陽風は穏やかな状態が続いています。X9.0フレアによる太陽風の乱れが近付いています。担当 篠原
太陽風は穏やかな状態が続いています。
速度は350km/秒から400km/秒に少し上がって、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、8nTから7nTに少し下がった程度で、
小さい変化に留まっています。
(掲載しているグラフの最後の乱れは、一時的なエラーの様です)
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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