*衆議院本会議
10月27日に衆議院選挙が終わりましたが、今度は特別国会で行われる総理大臣氏名選挙への注目が集まっています。
総理大臣氏名選挙は文字通り総理大臣を選出ための選挙で、国会の過半数から指名投票を得た場合、次の総理大臣に選ばれるというものです。
しかしながら、1回目の投票で投票総数の過半数に達する議員がいない場合、上位2人による決選投票を行うと定められ、現在の情勢だと数十年ぶりの決選投票になるのではないかと言われています。
国民民主党の玉木雄一郎代表は選挙後のインタビューにて、「選挙で掲げた約束の実現につながるようなことができるのであれば、それも加味して判断していくことはありうる」と述べ、他の政党に投票する可能性を示唆。
自民党と公明党だけでは国会の過半数に達しておらず、最低でも国民民主党か日本維新の会の票を得る必要性があります。
同時に最大野党の立憲民主党も野党各党に連携を呼び掛け、野党側の連携や新たな新政権の樹立を目指していました。
来月の特別国会で総理大臣氏名選挙がどうなるかは非常に重要で、石破茂内閣が戦後最短の短命内閣で終わる可能性を含めて、これから様々な駆け引きや政治的な動きが強まることになりそうです。
国民 玉木代表 首相指名選挙 他党党首に投票ありうる考え示す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241028/k10014622161000.html
国民民主党の玉木代表は民放の番組で、特別国会で行われる総理大臣指名選挙への対応について、党が選挙戦で掲げた政策の実現などにつながると判断した場合は、ほかの党の党首に投票することもありうるという考えを示しました。
国民民主党の玉木代表は28日、TBSの「Nスタ」に出演し、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での対応について問われ「『玉木雄一郎』と書くし、われわれの仲間にも書いてもらいたい」と述べました。
立民は連携呼びかけへ 首相指名選挙に向けた野党の動きは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241028/k10014621301000.html
衆議院選挙を受けて立憲民主党は執行役員会を開き、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での野田代表への投票の協力をはじめ、さまざまな連携をほかの野党に呼びかけていく方針を確認しました。
また、日本維新の会の藤田幹事長は、自民・公明両党の連立政権への参加や立憲民主党との連携に否定的な考えを示したうえで、政策ごとに各党と協議していきたいという考えを示しました。
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