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石破茂首相「国民に税収増分をお返しできる状況にない」「消費税を止めて世の中がバラ色になるなんてことはない」


*官邸
石破茂首相の国会答弁が物議を醸しています。
問題となっているのは2月3日の衆院予算委員会で、国民民主党が求める国民への税収還元に関する答弁です。

石破首相は国民民主党の浅野哲衆院議員の質問に対して、「国民のみなさまに(税収増分を)お返しできるような状況かといえば、全然そうではない」と述べ、消費税の伸び率などから国民に還元するような状況ではないと強調。
また、消費税の引き下げ議論においても、「消費税をやめるとか下げるとか、そんなことで世の中がパッと薔薇色になる。そんな簡単な世の中ではございません」などと発言しており、消費税の減税や税負担の軽減に反対を表明していました。

消費税の引き下げや停止で即座に世の中が改善するわけではないとも答弁を強め、一連の発言内容がネット上で猛批判を浴びています。
日本政府の税収は連続で過去最多を更新したばかりで、今年も今のペースだと過去最多水準となる見通しです。
すでにバブル経済を遥かに超えるような数字となっており、過去最大の税収なのに国民への還元を拒んでいるとして批判や不満の声が飛び交っています。

 

「国民のみなさまに税収増分をお返しできる状況にない」石破首相、国民民主党の要求突っぱねる
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202502030000775.html

石破茂首相は3日の衆院予算委員会で、国民民主党が求める「年収103万円の壁」の178万円への引き上げをめぐり、同党が引き上げの理由にしている「大幅な税収増」分の国民への還元に、否定的な認識を示した。
「国民のみなさまに(税収増分を)お返しできるような状況かといえば、全然そうではない」と述べた。 国民民主党の浅野哲衆院議員の質問に答えた。

 

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