*SOHO衛星
太陽において最大規模のX級太陽フレアが観測されました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、2月24日早朝にX2.0の大きな太陽フレアが黒点群から発生し、その影響で太陽活動や太陽風がやや強まっているとのことです。
CME(コロナ質量放出)も観測されており、この数日程度は地球にも強い磁気嵐が到来する可能性があると予想されています。
ただ、地球への直撃コースではないことから、地球に大きな影響は無いと見られ、2月25日の時点で地球の大気圏で大きな変動は観測されていません。
太陽活動は昨年末から最も強まっている「極大期」に突入していると言われているため、引き続き強い太陽フレアや太陽風には注意が必要です。
2025/ 2/25 12:28 更新
太陽の南西の端の向こう側で規模の大きい活動が発生しました。太陽風は平均的な速度です。担当 篠原
今朝、25日5時半(世界時24日20時半)頃に、
太陽の南西の端(右下)の向こう側で
ある程度規模の大きい活動が発生した様で、
X線強度でM3.9の中規模フレアに達する変化が発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の右下寄りに飛び出す
CME(コロナ質量放出)が観測されています。
太陽の向こう側で発生した現象なので、
地球への影響はなさそうです。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
NASA太陽フレア予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
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