*航空自衛隊
航空自衛隊のC2輸送機2機がイランとイスラエルから日本人を退避させるために、周辺国であるアフリカのジブチに到着したことが分かりました。
当初の予定だと、陸路から避難した日本人らを乗せて、日本本国まで移動する方針でしたが、アメリカのイラン攻撃が想定よりも早く実施されたことで現地の情勢が混迷。
NHKが取材した防衛省の関係者も「こんなに早くアメリカがイランを攻撃するとは思わなかった。今後は中東などにあるアメリカ軍基地が攻撃の対象になることも考えられる」とコメントし、当面は情勢を慎重に見極めながら対応を行うとしています。
イラン側は今回の空爆でアメリカも敵対国家と認定しており、既に政府SNSを通して報復攻撃を宣言している状況です。
航空自衛隊の輸送機2機 22日午後 アフリカ ジブチに到着
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250622/k10014841351000.html
防衛省によりますと、中東情勢の悪化を受け、現地の日本人を空路で退避させる場合などに備えて派遣命令が出された航空自衛隊のC2輸送機2機は、日本時間の22日午後、周辺国のアフリカ・ジブチに到着したということです。
防衛省関係者はアメリカがイランの核施設3か所に攻撃を行ったことについて、「こんなに早くアメリカがイランを攻撃するとは思わなかった。今後は中東などにあるアメリカ軍基地が攻撃の対象になることも考えられる。自衛隊の輸送機は情勢を慎重に見極めながら対応していくことになる」と話しています。

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