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絶滅危惧種のウナギ、水産庁と日本自然保護協会で意見対立!「食べて良い」「控えて」

*うなぎ
漁獲量が大幅に減少しているニホンウナギについて、水産庁と日本自然保護協会の意見が割れていることが分かりました。

両者にインタビューを行った「ねとらぼ」さんによると、水産庁側は「水産物は持続的に利用してくことが重要なため、原因が特定できていない状態で消費者が購入を控える必要はないでしょう」などとウナギの禁漁や買い控えには否定的な見解を示したのに対して、日本自然保護協会は「はっきりとした原因が分からない今は、予防原則にたって、ウナギの保全を最優先で考える必要があります」と述べ、ウナギを控えるように呼び掛けていたとのことです。

政府と保護団体で意見が真っ二つに割れていると言え、ネット上でも賛否両論の論争となっています。今年のウナギの稚魚は例年の1%と、記録的な大不漁になりました。
水産庁はあくまでも2017年が特殊だったと弁明していますが、これには否定的な意見も多いところです。

ただ、政府側の意見も不漁が続いた場合にはウナギが消える可能性があるとしており、国民からはウナギの保護や保全を求める声が相次いでいます。

 

結局“絶滅危惧種”ウナギは食べていいのか 水産庁と日本自然保護協会に聞いてみた
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/01/news160_2.html

水産庁:あまり意味はないと思います。ニホンウナギの個体数が減少してきているのは間違いありませんが、現時点ではその要因が特定されていません。減少の原因の可能性としてあげられているものに、海洋環境の変動、生息環境の悪化、過剰な漁獲の3つがありますが、原因が過剰な漁獲以外であった場合、仮に禁漁にしても個体数は増えません。

また、禁漁にすれば養殖業者の多くは事業を続けられなくなるため、ウナギの食文化自体が消えてしまいます。水産物は持続的に利用してくことが重要なため、原因が特定できていない状態で消費者が購入を控える必要はないでしょう。

日本自然保護協会:意味があると思います。個体数減少の要因が所説あり現状でははっきりしていません。複合的にいくつもの要因がからんでいると思います。NACS-Jでは、個体数減少の原因の1つと考えられる、生息環境である日本の河川の状況を調査する「自然しらべ」を実施しました。結果は多くの堰(せき:水をせき止める目的で河川や湖沼などに設けられる構造物)が、ウナギの遡上阻害となる高さ40センチ以上あり、ウナギ目線でみるととても良いとはいえない現状が見えてきました。

以下、ネットの反応

 

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