アメリカのトランプ大統領が全世界に向けて「鉄鋼製品などで輸入制限を実施する」と表明した問題で、EU(ヨーロッパ連合)が対抗措置を正式に発表しました。
報道記事によると、EUはWTO(世界貿易機関)に提訴することやアメリカからの輸入品に報復関税を課すことを検討しており、報復関税の対象は、鉄鋼製品や工業製品、それに農産品の3分野になるとのことです。
EUの担当者であるマルムストローム委員は記者会見で「米欧関係やルールに基づく世界の貿易システムを損なうものだ」と述べ、アメリカに輸入制限の見直しを求めています。
トランプ大統領の貿易戦争発言を巡っては中国などからも批判の声が噴出している状態で、アメリカの同盟国である日本政府は突然の発表に右往左往しているところです。
日本政府はアメリカとの関係を気にして抗議をしておらず、まずは日本の除外をアメリカに要請しています。
EU 米の鉄鋼製品関税への対抗措置を正式発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180308/k10011355261000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
アメリカのトランプ大統領が、鉄鋼製品などに高い関税を課す意向を表明したことを受けて、EU=ヨーロッパ連合は、この措置が発動されればアメリカから域内に輸入される鉄鋼製品や工業製品などに対して報復関税を課すと正式に発表しました。
アメリカのトランプ大統領が、鉄鋼製品などに高い関税を課す意向を表明したことを受けて、EU=ヨーロッパ連合は、この措置が発動されればアメリカから域内に輸入される鉄鋼製品や工業製品などに対して報復関税を課すと正式に発表。https://t.co/ER0NelGVRU
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2018年3月7日
EU、米鉄鋼・アルミ関税計画に対抗へ 報復措置も検討 https://t.co/bTCST8PS9n
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) 2018年3月7日
まあそうなりますよね…。この件どう決着つける気なんだろう…?
>米政府による鉄鋼とアルミニウムの輸入制限が発動されれば世界貿易機関(WTO)への提訴や、米製品への報復課税などの対抗措置を取る
EU、米輸入制限への対抗措置を正式表明 | 2018/3/7 – 共同通信 https://t.co/GGTF8mzFgJ
— 会社員二児母 (@htrkmtr) 2018年3月7日
トランプ政権の鉄鋼輸入制限をめぐる記者会見にライダースジャケットで現れたEUのマルムストローム欧州委員(通商担当)。
EUの報復対象にバイク(ハーレー)があることを意識したのか https://t.co/7hwBu4LQfV— 八田 浩輔/Kosuke Hatta (@kskhatta) 2018年3月7日
(EU はアメリカの鉄鋼製品、リーバイスジーンズ、バーボン、ピーナッツバター、クランベリー、オレンジジュースに独自の関税を課すことによって米国の関税に対して報復すると言います。) https://t.co/JnYgWpkXKq
— alien (@teyllan) 2018年3月7日
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